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【散文】無責無任デイズ

笑った。
うそつきの 毎日は どこかへ

泣いてた。
うつつの 毎朝が ここまで

嫌った。
りゆうも 無いままの 薄さで

慕った。
たいしてしら 無いままの 虚像を

走った。
でたらめなみち まだ 遠くまで

転んだ。
かえるばしょ 無いままの どこかで

甘えた。
なにもなさ 無いままの 足跡に

叱った。
ことばはとどか 無いままで 踏まれた

笑って、
つみかさねた 嘘で お互いを

泣かないで、
あばかれた 真実に お別れを

行かないで、
まどのそと つま先を 照らして

死なないで、
あなのなか つむじを こちらに向けた。


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