うだつの上がらない日々だ。
まだ大丈夫、焦らなくて良い、いつか、いつか何とかなる。と、問題や議題を先送りにする癖に、焦燥は止まらない。
うだうだぐだぐだとのたまわるこのような日々があって良いはずがない。
いや、あってはいいかもしれないが、そんな奴が報われるはずがない。
病院へ行くべきだ。そんなことずっと前から知っている。グズでノロマで最下位の人生がまともであるはずがないのだ。前を向いて生きているなら、人はそうならないのだ。そうなってるからには原因がある。知っていた。知っている。でもそれを認めて、行動したからには私はもうまともではなくなり、自覚して、いや自覚はとっくにしていたが、はっきりと言葉と事実が付き纏うようになる。それが悪いことだとは思っちゃいないが、どうせそうだろうと逃げるのとそうであるからと逃げるのは訳が違うじゃないか。私が逃げる理由になってしまう。言い訳から仕方のない理由に変わってしまう。逃げたくない。逃げるのは嫌いだ。だから今自分が大っ嫌いだ。

親に話した。もしかしたらこうではないか?と。聞きたくない様子だったので、切り上げた。そんなもんだ。自分の子供がそうかもしれないことなんて知ってるだろうに、認めたくも聞きたくもない。そんなもんでいいよ。人間らしいじゃん。私の親らしいよ。くそったれ。

今の私には私にしか責任がない。もう親のせいだとか、だとしてもそうするには無理なほど自分の考えを持って苦しんでいる。私は私のせいだ。だからしんでくれ。私にそう思うのも私のせいなのだ。ここまで私と言うどうしようもない考えの人間を育てたのは間違いなく私だ。親が育ててくれたのは側であり、中身をぐちゃぐちゃにしたのは自分自身でしかない。馬鹿だ。こんな風にならなくても、こんな出来損ないでも、もっと楽に生きれただろう。自分でぐちゃぐちゃにさえしなければ、幸せだったのに、どうして。幸せになる資格なんて誰よりもあるのに。恵まれてるのに。馬鹿だな。

ヒーローが欲しかった。昔からモブや2番手が好きでなりたかった。男が良かった。相棒が欲しかった。足りなくて良かった。誰かに手を引いて欲しかった。馬鹿みたいなことで、笑いたかった。舞台の上でドキドキしたかった。

どれでもない。恵まれてるのに欲しいものはどれもない。ああそんな人生。もっと生まれるに相応しい人はいただろうに。

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