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説の説明書

今年の宝塚記念から、この説noteを始め、もうすぐ半年が過ぎようとしています。まだ半年かい、とも思いますし、もう半年か、とも思います。一定期間が過ぎようとしている、このタイミングで、私の説に対するスタンスをまとめておこうかと思います。そして、この記事を、今後もnoteのトップに置いておくことで、「説の説明」にもなると考えています。

■説≒データ

さて、競馬を検討する際に、さまざまなアプローチがあると思います。
みなさんは、何派ですか?

血統
調教
ラップ
指数
サイン
馬体
コース

Twitterも2020年春から、競馬垢を作って参戦していますが、本当にさまざまな角度から、競馬を研究されている方がたくさんおられることに驚きました。

プロフィール欄にも書いておりますが、私は、90年代、ミホノブルボンが活躍した時期に、競馬にのめりこんでおりまして、当時、西田式スピード指数にドハマりしていました。

競馬を再開するにあたり、やはり自分の予想の軸はほしいなと考え、過去データから傾向を分析し、さらに、それを「説」と称して、面白おかしく、人に伝える形でアウトプットしていこうと決め、noteを始めるに至りました。

■発展途上

noteを始めて、しばらくして、競馬ソフト「TARGET frontier JV」を導入し、
過去データの分析に、さらに磨きがかかりました。より、定量的にリサーチすることができるようになりました。

ただ、同時にある課題にも直面することにもなりました。例えば、「○○騎手、△△賞、毎年来てる説」というような説があったとします。この説自体は面白いし、みなさんの興味は引けると思うのですが、「なぜ、この○○騎手が毎年来るのか?」という疑問にぶつかります。この疑問に対して、考察が可能な場合もありますが、多くの場合、その考察を補足することができない現状があります。

ここが現在の課題で、自身としては、まだまだ根拠が薄く、発展途上の認識です。

とはいえ、ユーモアも込みでエンタメ要素を含んだnoteとして、発信していますので、一定の弾数を担保する必要が勝手にあると思い込んでおりますw
そのためにも、多少、根拠の薄い説でも、発射させていただくことをどうかご容赦くださいm(_ _)m

■データブレイクの壁

2020年、天皇賞秋、アーモンドアイの8冠が大きな話題となりました。その週のnoteがこちらです。ちなみに、このnoteが、2020年11月時点で、過去最高閲覧数をたたき出した記事です。

「国内外G1・8勝を目指したレジェンドの呪い説」
「11月の天皇賞、奇数番枠に入った1人気敗退説」
「少頭数の天皇賞秋、1人気敗れている説」
「過去10年の古馬G1(芝)で、11-13頭立てのレースで1人気微妙説」
「連覇に挑むアーモンドアイに厚い壁が立ちはだかっている説」

まー、私がワザと寄せたのもありますが、アーモンドアイが負けそうな説が出てくる出てくる。そして、みなさんご存知のように、アーモンドアイは、涼しい顔して、8冠を達成しました。つまり、データブレイクを果たしたわけです。

で、もちろん、こんなデータブレイク、山ほどあります。
「○枠は過去10年で、0-0-0-10」
「○○産駒は、過去1度も馬券圏内に来ていない」
などなど、挙げればキリがありません。

なので、壮大な矛盾を言うようではあるのですが、私が発信する、どの説もデータブレイクの可能性を秘めています。「競馬に絶対はない」の言葉の通りでございます。それなら、説なんて発信やめろ、なんて心無い言葉は一度もかけられたことはないですが、あくまで、「過去の傾向からすると、こうなるかもよ?」を面白おかしく説として発信している、このことを、どうかご理解いただければ幸いです。

Twitterを始めて、今では多くのフォロワーさんと交流させていただく機会が増えました。G1週ともなれば、それぞれのフォロワーさんが、週前半から「本命は○○」と公言されることもしばしば。そして、その横で、私が「○○来ない説」とかやってるわけですから、ときどき気まずい場面もあります💦
お気分悪くされていたら、申し訳ございません。

noteで取り上げるレースにおいて、過去データから、このような傾向がある。あくまで過去の事実ベースでお伝えをしています。それらの材料が、みなさんの競馬予想の一助になれば、と考えております。

ご存知の方も多いですが、私の最終見解(馬券)はたいがい外れています。
三列目が拾えないことが多々あります。最終見解やめたいくらいですw
予想と馬券は別だなーとしみじみ思います。なんなら、天皇賞秋は、あれだけアーモンドアイ来ない説を語りながら、3連単取りました!というように、私自身も、「説」を、あくまで材料として捉え、馬券購入時は取捨選択しております。みなさんも、そんな距離感で、「説」を今後も生温かく見守っていただけると幸いです。はじめて、このnoteをご覧の方も、上記を考慮し、読んでくださると、これまた幸いです。

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