【不妊症について思うこと】 メンタルコンサルとしての見解
私はメンタルの専門家として、個人コンサルやセッションを提供しているので、様々なお悩み相談を受ける。
その中でも、定期的にあるのが【不妊】についてである。
子宮筋腫、子宮頸癌、子宮内膜症など、子宮や卵巣、卵管などに問題があり、妊娠できないケースがあるが、
中には、子宮や卵巣などの機能に何の障害も問題も無いのに不妊で悩んでいる方も少なくない。
学術的に問題が無い。または、原因が分からない。
こういったケースの不妊の場合は、メンタル面(心の持ちよう)からくる影響を少し考えてみても良いと思っている。
もちろん、私はメンタルの専門家であって、産婦人科医でもなければ、不妊についての専門家でもないので、不妊症についての学術的な見解や根拠は持ち合わせていない。
あくまでも、不妊についてメンタル的側面から捉えた時に思うこと。というスタンスでこの記事を書いている。
『病は気から』
という言葉があるが、
私は普段からメンタルを扱う仕事をしているので、体感としてこの言葉の意味がよく分かる。
気持ちが身体に及ぼす影響の大きさをよく知っているのだ。
ビジネス、人間関係、健康状態、目標達成や自己実現など、気持ちが身体のパフォーマンスに影響を与えて現実を左右していることを深く理解している。
つまり、学術的(医学的)に原因不明の不妊においては、心の持ちようやメンタル的側面の問題として捉えてみても良いのではないかと思っている。
いわゆる、メンタルブロックによる不妊だ。
(※以降【心の持ちようからくる不妊】と表現する)
このように、学術的には何の問題も無いのに不妊で悩んでいた方が、セラピーなどを受けたことによって妊娠することができた。という話は良く聞くが、これはまさに【心の持ちようからくる不妊】を克服できたケースだと言えると思う。
私の場合、この【心の持ちようからくる不妊】のご相談を受けた際に、初めに行うことは、女性性否定の解消である。
必ずこれを最初にみていくことにしている。
【心の持ちようからくる不妊】の多くの場合は、
女性側に大変大きな負担が掛かっている。
様々なプレッシャーやストレスをたくさん抱えながら必死で耐えている姿を見ていると、とても可愛そうに感じてしまう…
旦那さんに対して申し訳ないという罪悪感、ご両親の期待に応えたいという焦る気持ち、年齢的に焦る気持ちなど、女性側が抱えているストレスはとても大きいのだ。
こういったストレスが大きくなればなる程、自分で自分を追い込んでしまい【心の持ちようからくる不妊】を加速させてしまう傾向にあるのだ。
だからまず、この女性側が抱えているストレスやプレッシャーを解消してあげることからはじめると良いと思っている。
『妊娠しなければいけない!』
と、思えば思うほどパラドックスに現実はやってくる。
どんどん自分を追い込んで、妊娠できずに悩むという現実を自らがつくってしまうのだ。
学術上は何の問題も無い。
子宮や卵巣は正常で、きちんと排卵もしているから妊娠できる筈なのに…
である。
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さて、
ここから先は、更にメンタル的側面から解釈していこうと思う。
(※医学的、学術的な見解からは更に遠ざかるので、ご了承頂きたい。)
なぜ、最初に女性性否定からみていくのかというと、メンタル的側面から見たときに、何かを受け取る器は女性性の役割と解釈することができるからだ。
(※心理学などでいう右脳側の役割である。)
・価値を受け取る
・お金を受け取る
・感謝の気持ちを受け取る
・ありがとうを受け取る
・手助けを受け取る(助けを求める/頼る)
・褒め言葉を受け取る
など、いろいろあるが、
ポイントは、女性性が受け入れる器であるという事を言いたい。
逆に男性性は仕掛ける側だ。
(※男性性の代表的なイメージは、ビジネスに関するテーマが多いが、今回のテーマからはそれるので男性性に関する捕捉は割愛する)
女性性と男性性に関しては物理的なイメージをしてもらうと分かりやすいかもしれない。
女性性が凹、男性性が凸となる。(凹凸/生殖器のイメージ)
メンタル的に見たときに、女性性否定とは凹の側(器)にエラーがあることで価値を受け取ることができない状態にあると考えることができる。
私の専門はメンタル(心の持ちよう)ですから、ベースとなる考え方が【インサイドアウト(内的世界感が外側の現実を創り出している)】なので、
常にこれを軸足にして、理想を現実化する為のアプローチを行なっていく。
内側の状態(心の状態)が、外側の状態(身体の状態)をつくっているという考え方だ。
何が言いたいかというと、イメージとしてはこうなる。
【(内側)受け取る器=(外側)子宮】
つまり、女性性の否定というのは、内側の受け取る器にブロックが掛かっている状態で、
素直に価値を受け取れなくなってしまっている状態にある。ということだ。
この状態にあると、
他人からの感謝の言葉やお礼を素直に受け取れず、遠慮や謙遜をしてしまって、内的には自己否定がある状態となってまうのだ。
また、誰かに頼ったり、甘えることができないというケースもあるので、
全部自分でやらなければならない。
人に頼ってはいけない。
頑張らなければいけない。
などのプレッシャーやストレスも大きくなる。
つまり、
自分の欲求に対して、素直に応えてはいけないという思い込みや誤った価値観を優先し、我慢することが当たり前となってしまっているケースが多い。
(※幼少期の体験からくるメンタルブロック/欲求を否定する心のプログラムが働いている状態)
この辺は、なぜそうなってしまっているのかを深く掘り下げて解放していく必要はあるが、
構造としてはシンプルに、
【自分で自分の欲求を否定して、自分自身で価値を受け取る器にブロックを掛けてしまっている】
と、言うことになる。
要するにこれは、心を開いてコミュニケーションできない状態にあるということなのだ。
当然インサイドアウトだから、
女性性否定がある状態だと、外側では子宮がブロックしている状態になるので、精子を受け取れず、不妊という現実が創られる。
(※過剰なストレスが掛かっていて、上手く受精しないのかもしれない)
もちろん、この解釈はメンタルブロック的な側面から見たときの仮説でしかない。
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ただ、メンタルコンサルとして過去の経験も踏まえて思うことは、
【心の持ちようからくる不妊は、心の状態を変えることで改善することが可能】
だと思っている。
私のクライアントの場合も、
自分の欲求に蓋をして、自分自身が本当に得たいと思っていること否定して、我慢したり、諦めたり、更にはそれを正当化することが慢性化してしまっていて、自己の欲求否定で雁字搦めとなってしまっているケースが殆どだった。
だけど、丁寧に自分の欲求と向き合い、素直になることで、妊娠、出産して、今は立派なお母さんとしての人生を選択された方もいる。
学術的な見解ではなく、あくまでも仮説の域を超えないのだが、
自分の欲求に素直になり、本当にストレスフリーの状態で、パートナーに対して完全に心と身体を委ねることができれば、狙い通りの結果を創り出すことも不可能ではないというのが、メンタルコンサルとしての私の見解だ。
不妊とは、大変デリケートな部分であるということは十分理解しているので、今後も最大限配慮した上で相談に乗れたらと思う。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
(※この記事は【不妊】に対してメンタル的側面、メンタルブロックなどの観点からみた見解を書いているものです。学術的(医学的)な見解ではありません。また、その根拠もありませんのでご了承願います。)
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