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誰にも見せることのない記録「思いつき日記」と届けたい想い
僕は日記を大学二年生の頃から続けています。
継続してるんですね、と思われがちですがそんなことはないです。僕だって普通の人間です。
三日坊主にならないように、と書き始めたらほんとに三日で途絶えたので、これはダメだと思ってルールをいくつか設けました。
①誰にも見せないこと
何を書いてもいいことにしました。
見せることはないから、どんなにダークなことだって、歯の浮くようなセリフだって、恥ずかしい出来事や想いだって、頭に浮かんだ言葉を書く、それだけです。気楽。
②思いついた時だけ書く
毎日とか気負うから続かないのです。
素敵な想いを感じたとき、14年間続けた野球の引退の日、すごく心揺さぶられた日、思いついたらその日に書くことにしました。
別にいいんですよ、毎日とか週何回って決めなくて。
どうせ誰にも見せないんですから。
③個人名は出さない
これは特に意味はないです。なんとなく決めました。
④書くノートとペンは固定
書くときはこれ、というノートとペンは同じものを使うことにしました。
これも特に意味はないです。なんかカッコいいかな、って感じです。
こんな感じのゆる〜いルールで、もう早数年経ちました。
その時の想いは、その時だけのものです。
思い出せても、そっくりそのまま再現はできません。
そんな大切な想いを、記憶の中から零したくなかったのです。
忘れたくなかったのです。
野球を引退した日や、大きな決断を迫られたタイミング、僕はいろんなことを感じていたようです。
引退の日の日記は、今読んでも感動します。
僕いいこと書いてんじゃん、って。
そんな風に、過去の自分に今の僕が勇気をもらうこともあります。
そうやって、
あれ、この夏何してたっけ?
社会人二年目って、どんな年だったっけ?
となることを少しでも防ぎたいのです。
せっかく積み重ねてきた日々の記憶が、覚えてないからって、何もなかったと思い込んでいるからって、なかったことにしたくないのです。
全部含めて人生なんですから。
過ごした時間に対して、自分の記憶があまりに少なかったら、ちょっと虚しいじゃないですか。
とまあ、そんな感じで僕は「思いつき日記」を続けてます。
そして、お節介かもしれませんが、世の中の人たちに忘れられない時間を創り出したくて、大切な記憶を生み出したくて、僕は挑戦したり、物語を書いたりしています。
人生意外と、思っているより面白いんだぜ、ってことをまず自分が証明して、たくさんの人へ届けたいんです。
先入観も、思い込みも取っ払って。
それを否定することも、ただ盲信することもなく。
自分だけの想いを大切にして、たくさんの人と形にしていきたい。
そんな感じで、日々精進。
今日の僕、かっこいいかもしれない。
大晦日と元日には、毎年「思いつき日記」を書いてます。
どんな一年でしたか?
どんな一年にしますか?
今から書くのが楽しみです。