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本音を聞くには「シンプル」が効く!?

あっという間に1月が終わり、今年もあと11ヶ月です。どうも、のぎ@ダブルケア兵庫です。
1月は数ヶ月に一度の大型病院への通院介護ありました。待ち時間もたっぷりあるので、文字盤でコミニケーションをとりながら、あるお金にまつわる「たられば」話で親の本音が垣間見えました。
今日は、そんな「たられば」話とお金の話です。


「たられば」話、もし◯◯ならば…といった妄想でもあり、希望でもあり、いらぬ心配だったりします。今回もし…の題材になったのはパートナー(私の父)が亡くなったら妻(私の母)の年金はどうなるの?といった将来を心配しての話でした。

もちろん遺族年金について、専門的で、正確なことを伝えてあげた方がいいのはもちろんですが、きっと親はそんなことを求めているわけではなく、ざっくりどれくらいになるのか知りたい様子でした。

少し伝え方は悩みましたが、
「ざっくりいうと、(父の年金の)4分の3くらいがもらえるよ!」
と伝えてあげました。
(社会保険労務士としては赤点の回答。内心は、遺族厚生年金のことだけだし、報酬比例部分に対して4分の3を…とモヤモヤ)

ただ、おおよそのことを伝えてあげると、独居時の家計をイメージできて、今、何にお金を使うのか、何を節約するのか、希望を伝えてくれました。
孫にランドセルを買いたいと目標も教えてくれました。
そこから普段はあまり言いたがらないし、私も聞きにくい親のお金の話を自然に聞くことができ、お互いに変な探り合いをせずに、前向きにこれからのことを考えることができました。

もちろん専門的な知識や、正確なことを伝えるのは大事ですが、今回のように時には「わかりやすさ」を重視することが、介護における親とのコミュニケーションでも大事ですね。

ちなみに遺族年金の正確な情報は、日本年金機構のホームページをご覧ください。

とはいえ、難しい言い回しが多いので、これをもう少し柔らかい表現に変えたnoteを投稿してみようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


【お知らせ】
毎年2月2日は「ダブルケアの日」、そして2月2日から28日は「ダブルケア月間」です。
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◾️日時
2025年2月11日(火)14時から16時(開場13時)
◾️場所
西宮市勤労会館大ホール
◾️その他
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ぜひお越しください。