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小さなありがとう:感謝の一言がもたらす気づき

こんにちは、のぎ@ダブルケア兵庫です。
さて、ダブルケアラーに限らず、育児に取り組む方には、毎日のお弁当作りをルーティンにされている方も多いのではないでしょうか?
たまに作らないといけない子どものお弁当づくりの話から気づかされた話です。


家事分担を特に家族で決めているわけではないのですが、夫婦の昼食用の弁当作りは私の担当です。
朝食の準備、片付けをしつつ、簡単なものを作ったり、作り置きを詰めたり、冷凍食品様に頼ったりします。毎日ではないものの、かれこれ7〜8年くらいになります。

数年前からは、月に一度だけ給食がなくなるため子どもの弁当も作っています。
しかしぶっきちょな私は、大雑把につくる大人用の弁当とは違い、小さく細々とした子どもの弁当づくりが苦手です。
プチトマトも誤飲しないように4分の1にカットしたり、見た目も可愛くするために卵焼きを斜めにカットしてハート型にしたり、彩りも考えてと…月1度の試練の日です。
しかし、けして見栄えはよくないのに「今日美味しかった!」と言ってくれる子どもの一言で頑張ってよかったと感じます。しかも「」です。

真っ直ぐに感謝を伝えるって大人になるとだんだん難しくなりますよね。
日頃当たり前になっていることは、感謝を伝えること自体を忘れてしまってることが多々あります。特に育児や介護ではそうかもしれません。

「やりがい搾取」というフレーズが、働く場、とりわけ保育、介護、医療の現場では聞こえてきます。確かに現行のシステムですと、なかなか還元されない仕組みのように感じます。
ただ様々な支援に助けられて過ごすケアラーとしては、子どものようにはいきませんが、感謝の気持ちを伝えていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


【お知らせ】
毎年2月2日は「ダブルケアの日」、そして2月2日から28日は「ダブルケア月間」です。
ダブルケア兵庫では、2025年はダブルケアという言葉を広めることで、ケアラーやケアラーを支える支援者をみえる化していく活動に取り組みます。応援いただけると嬉しいです。