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西島大介&アラン「影の魔法と魔物たち」(ボードゲーム)試遊カフェOPEN!!

 西島原作ものとしては初となるボードゲーム「影の魔法と魔物たち」を制作しています。現在、ワタリウム美術館地下の「オンサンデーズ・カフェ」では「試遊カフェ」を開催中。「魔法使いが空を舞い、影を放ち、魔物が世界を食べ尽くす」ボードゲーム。実際にコマ、ボード、サイコロ、チップを使って実際にプレイできます。遊べます!

影の魔法と魔物たちルール1.0 ①

影の魔法と魔物たちルール1.0 ②

 この「試遊カフェ」はもちろん新作ボードゲームのテストプレイの場ですが、西島とゲームデザイナーのアランさん(アーケタンデュ/パープルーム)との二人展でもあります。アランさんはゲームを表現方法として芸術を実践するゲームデザイナー(であり芸術家)です。

 試遊と一緒に、コマ原型やゲームのためのグラフィックを用いたキャンバスプリント、一点ものの腕時計、Tシャツ(制作中)なども展示&販売中。四月正式リリース予定の「影の魔法と魔物たち」の先行ご予約も。

 「島島」は電子書籍に特化しているため、書店流通する紙の本はリリースしません。でも、ボードゲームなら書店に流通する可能性もあるし、オンサンデーズは美術系書店です。つまりこれは、書店という現実への電子書籍レーベルからの介入の試みでもあります。

 ボードゲーム「影の魔法と魔物たち」電子書籍『世界の終わりの魔法使い』を原作とし、プレイごとに毎回異なる「物語」が「影」(複製・コピー)のようにそこに立ち上がります。

 また、このボードゲームは電子書籍に実装されている「影の魔法のライセンス」を活用して制作されています。「影の魔法のライセンス」は創作と複製を促す、作者発信の許可証です。やや難解なので、Vtuberサン・フェアリー・アンにも説明させましょう。ちなみに対応する魔法レベルは「100」。

 「試遊カフェ」オープニングイベントとして西島、そしてゲーム・デザイナーのアランさんが店員として立ち、実際にお客さまとゲームをレクチャー&プレイしました。そのテストプレイ動画、現在順次公開中です。このゲームが、どんな内容なのか、かおおよその雰囲気がマンガ読者には伝わるはずですし、未読の方は「ボードゲームの世界がマンガに再現されている」と感じるでしょう。また、このテストプレイによりゲームはさらにブラッシュアップされる予定です。

テストプレイ動画シリーズ1「対Aさん」1-1

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テストプレイ動画シリーズ2「対Bさん」2-1

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テストプレイ動画シリーズ3「対Cさん」3-1

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テストプレイ動画シリーズ4「対Dさん」4-1

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3/13-4/15まで開催中の「試遊カフェ」ぜひ遊びに行ってみてください。ワタリウム美術館は私設美術館の牙城。通常通りオープンしています。プー!

http://watarium.co.jp/onsundays/html/

初回先行販売完売感謝〜

【おまけ】

残念ながら(ほぼ)無観客となってしまった3/14のアランさんとのゲーム開発アーティストトーク、FANBOXにアーカイブしています。

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/43814856/post/893992

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で、作ってみた雑感なのですが、出版や書店流通から考えても、ボードゲームはとても良いアイテムだと思います。電子書籍に出来ることは紙の本には出来るけど、ボードゲームのような立体的かつ複数人プレイはスマホの読書には不可能。ボドゲは書店流通もできるので、電子書籍だけでは関わりのない書店の有効活用、ひいては恩返しにもなりそう。書店は減る一方ですが、ボドゲカフェは増加中なので、可能性はありそう。また、マンガ単行本は明確な価格帯があるため、数千部、数万部でないとビジネスになりにくいけれど、ボードゲームの価格帯は本よりもだいぶ高く、小ロットでもビジネスになるはず。書籍と比べると固有性があり、自由! プレイすれば原作の物語や世界観が立体的に広がるし、ボードゲーム本体に電子書籍のへのリンクを貼れば、電子書籍にも誘導できる。つまり電子と現実の行き来が可能。あと、スマホの読書よりもいっそボードゲームの方が「香川県の条例」の対象にされにくそう。

 というわけで、実はこっそりボドゲ化第二弾として個人的に現在「ディエンビエンフー・カードバトル」(仮)の制作に着手しています。二人はまだお互いを知らない? 乞うご期待?







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