ヤーレンズ楢原の「初出し」 ――同窓会ハブに遭った俺が考える、その背景と人間性 編
「初出し」とは――
「どこにも話してないココだけの話」をコンセプトに、「初出し1テーマ」×「30分」で、狭く、深く、掘り下げるインタビューシリーズ。
インタビューを受けることで、取材対象者が「印税」を受け取ることができる仕組みへの挑戦。
卒業してから連絡を取っている友人が1人もいない
――楢原さん、はじめまして! 今日はよろしくお願いいたします。事前にいただいた「初出し」のテーマが既に面白くて。
「学校にいる時はハブられるどころか人気者だったはずなのに、地元に友達がおらず同窓会も勝手に開かれてた」。
これが全てですね、今日の。
――これだけで笑ってしまいました(笑)。
テーマというか、なんと言ったらいいんでしょうね。
うまいことタイトルにまとまんなくて。
もっと良いテーマがあったはずなんですけど、すみません。
――いえ、とても聞きたいです。早速お願いいたします!
最近、自分を内省する時期に入ってですね。
僕の目標と言いますか、「仲間がほしい」というかね。
「芸人になって売れたい」とかそういうことじゃなくて、なんかこう「気心の知れた仲間がほしい」っていう。
そんなことをいろいろ考えたときに、あんまり芯食って仲良いやついないなと。
目標とかけ離れたところに自分がいるんじゃないか、みたいなことを思いまして。
――仲良い人があまりいないと。
はい。学生時代はそうじゃなかったよなぁと思って。
小中校と思い出の中ではなんか友達とかいて、学校にいるときは寂しいとか、楽しくないとかあまり思ったことがなかったはずなんですけど。
でも、改めて思い返したら、むしろ学生時代のほうがまわりに人いなかったんじゃないかって思って。
――あ、「学生時代は友達に囲まれていた」と思っていたけれど、実際は「そうではなかったんじゃないか」と?
はい、そういうことに気づいて。
いざ振り返ってみたら、卒業してから連絡取ってるやつ1人もいねーなということに気づいてしまって。
――小中高も全部ですか?
全部ですね。
誰とも何にも。今どうなってるかわからないという。
――楢原さんはFacebookとかはされてないですか?
してないんですよ。
それもあって繋がりがないというところがあって。
だから連絡手段がLINEのIDどころかメールアドレスで止まっているレベルというか。
こっちから連絡しようがないっていう。
小学校卒業時に同窓会委員になっていたのに
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