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もう1人の破天荒ドクター。中村恒星医師がつくる「世界一やさしいチョコレートandew」が美味しかった

昨日は弊社で出版予定のDr.Balaこと大村医師の著書「(仮)破天荒ドクター」のゲラの話を少ししたのですが。

今日は僕が知るもう1人の破天荒ドクターのお話を少々。あ、ちなみにみなさまは「破天荒」の本来の意味ってご存じでしょうか?

僕は仕事柄、大変恥ずかしいのですが完全に勘違いしていて、「ハチャメチャでとんでもないことをやらかす」的な、芸人界で言えばノブコブ吉村さんをその象徴として見ていたのですが、本来の意味は全く違いました。以下、文化庁のサイトからの引用です。

「破天荒」は宋の時代の説話集『北夢瑣言ほくむさげん』にある故事に由来する言葉です。元々この言葉は,「誰も成し得なかったことを初めて行うこと」という意味で使われたものです。

文化庁 以下のサイトより

そう、破天荒はハチャメチャなことではなく「誰も成し得なかったことを初めて行うこと」だったんですね。誰も歩んでこなかった我が道を行く人。

大村医師はオリジナル手術を14種類も開発して世界の学会で発表したり、慈恵医大で働きながらも17年間もアジアでの国際協力をやり続けたり、その姿を追った映像がKoby Shimada監督によってドキュメンタリー映画「Dr.Bala」になったりと、まさに破天荒ドクターです。

そして今日紹介する中村恒星医師も確実にそのおひとりです。僕はお仕事でお世話になっている、高知のみきさんの紹介で知り合いになりました。

中村医師は北海道大学医学部時代にオリジナルのチョコレート「andew」を開発し、代表として会社も経営。現在は医師(研修医)として働きながらandewの事業も続けられている、すんごい人です。

いつか中村医師の本もつくりたいなと思い、この夏に都内で超絶お忙しいなかお時間をいただき、お話にいったところ、笑顔が素敵で性格もよすぎて、「どうしたらこんな人が育つのだろうか?」と、小さな息子をもつ父親としていろいろ聞いてしまいました。本当にナイスガイです。

そしてandewのチョコレートを1つお土産にいただき、食べてみたところ、とっても美味しかったです。「ものづくりには創った人の人柄が出る」とよく言いますが、まさにその通りで、中村医師の柔らかさ、優しさがそのまま形になったようなチョコレートでした。

現役ドクターがつくったチョコレートに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください^^ その開発ストーリーはこちらから見ることができます。一部抜粋します。絶対に続きが読みたくなると思います。

私は今、現役の医師です。
なぜ医師の私が、チョコレートをお届けしているのか、その背景についてお話しします。
2018年、私は「表皮水疱症(ひょうひすいほうしょう)という皮膚難病と出会いました。
日本には、2,000人ほどしか患者さんがいない、ほとんど知られていない病気です。

https://andew.co.jp/pages/story

全文はこちらから読むことができます。

世界には素敵な方、自分だけのオリジナルの道を突き進んでいる方がいらっしゃいますね。そういう方たちのストーリーを、僕も本にしていくことができればと思っています。

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