見出し画像

Xiaomiのスマホは中華製だから脅威なのか?|ミッドウェイ海戦からの教訓かも?

Xiaomi 14Tの記事を書くようになってPV数が私としては驚異的に増えたので、広島で生まれ育った70歳技術者から観た「Xiaomiスマホの日本の国家安全保障上の脅威」について考えてみたので紹介します。

一言で言うと「ミッドウェイ海戦はアメリカ情報戦の勝利」・・・


エメリッヒ「ミッドウェイ」が表現したもの

私は個人的にローランド・エメリッヒのファンなので、エメリッヒ映画を何回も観ていますが、そのひとつに「ミッドウェイ」があります。

真珠湾攻撃から始まり、日本海軍が絶対的に優位の局面でアメリカ海軍が逆転勝利を飾ったきっかけは、日本海軍の暗号無線通信の解読だった・・・

つまり、アメリカ軍が「情報戦」に勝ったということなのだと思います。

この結果として、私が生まれ育った広島に原爆が投下され、叔父が務めていた国鉄の多くの仲間たちが亡くなり、叔父は出張で被爆を免れたものの、仲間のところに戻る道すがらで被爆し原爆症で苦しむことに・・・

その影響は、叔父の子供や孫の代にまで及んでいる・・・

これを「バタフライ・エフェクト」と呼ぶ・・・💦

ファーウェイとミッドウェイ

言葉の語感からは、ミッドウェイよりファーウェイの方が重大な脅威を感じます。なぜなのか?

スマートフォンは4Gまではアップル社のiPhoneが先行していましたが、世の中がAIと5Gの時代に突入すると、ファーウェイが世界初のNPU(AIを処理するプロセッサ)搭載スマホで先行し、5Gの基地局機材を含めたシェアを独占する事態に・・・

おそらくは、アメリカ政府は「このままでは情報戦で中国に負ける」と思ったのかもしれません。

「ミッドウェイで日本に情報戦で負けていたら・・・」

アメリカ政府はスマホ市場からファーウェイを追い出すことに成功します。当然、日本もそれに追従する形でファーウェイを国内のスマホ市場から追い出します。

これが中華製スマホへの日本人の不信感を生んだのでは?と、私は考えています。

ちなみに、私は過去にファーウェイのスマホを2世代に渡り愛用していましたが、なんら問題が無かっただけでなく、国産スマホより優れていた・・・💦

国家安全保障上の脅威

理系技術者の私の視点から見ると、文系評論家の意見は「結論ありき」で帰納法的な推論で「脅威」を「危険」という言葉にすり替えているような気がしています。

外資系大手企業に長年務めていた経験からは「リスクを上回るメリットを優先する」という体質があり、日本人の「損しないためのリスク回避」体質とは多少異なった考え方をする傾向にあります。

上司から「リスクを回避することが、もっともリスクだ」とも・・・💦

つまり、「リスクをコントロールできる」ことの方が「リスクを回避する」ことより重要なのだという考え方です。

これは、コロナ対応におけるアメリカ人(政府)と日本人(政府)の違いなどにも現れていると思います。
「自分の身は自分で守る」vs「お上のオオセに従う」

ちなみに、私は一回もコロナ・ワクチンを接種していませんが、ワクチン接種が開始される前のイギリス株が流行っていた頃に無症状感染していたらしく、その後の濃厚接触者の検査でわかりましたが・・・💦

ここ15年以上インフルエンザや寝込むほどの風邪にかかっていないのは、免疫力と地域性によるものではないか?・・・と。

Android vs iOS

私は今はメインのPCのOSにはLinux(Zorin OS)を使っていますが、AndroidもどちらかというとLinuxに近いスマホOSだと言えます。

オープンソースで無料なので、いろいろなディストリビューションが存在し、ユーザーの好みに応じて選べるなど・・・

世界中の当事者能力のある技術者により開発が進められ、チェックされている。主要なアプリは無料で配布先によるチェック後に早い段階で自動的に配布/アップデートされているなど・・・

WindowsやmacOS、iOSはこれとは逆ですが、その方が安心だと多くの人は考えているので、その戦略により一部の大金持ちが生まれているのがアメリカ第一主義・・・💦

それに対する現状でのもっとも大きな脅威となっているのが中国のスマホメーカーと言えます。

まとめ

Xiaomiのスマホが「日本の国家安全保障上の脅威なのか?」について、私の個人的な独断と偏見に満ちた考え方を述べていますが、あえて結論は示しませんでした。

なぜなら、文系評論家の「結論ありき」の意見や感想の提示ではなく、読者のみなさまが主体的に考えて行動することの方が重要だと考えているからです。

正解のない「バタフライ・エフェクト」・・・💦

関連リンク



いいなと思ったら応援しよう!