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コーヒーメーカーの必要十分を考える

コーヒーメーカーというものはなんともニッチな商品である。いかんせんお湯を使うために、電気も、場所もとるくせに、コーヒーしか入れられない。電気ポットやティファールの類のものが様々な用途のお湯を沸かせるのと比較すると狭すぎる用途である。

従って、うさぎ小屋王国(=部屋が狭い)日本に住んでいる我々は、場所・価格・その他の面(見た目等)を勘案してコーヒーメーカーというものを考えなければならない。バカみたいに大きいキッチンを使える他国の人々とは異なる条件下にいるのである。

結論、私は結局小さくて簡単なものが良いのではないか?ということで下記の商品に落ち着いている。今回の記事では、なぜこの商品に至ったのかを比較検討していこうと思う。

ミルはいるのか?

まずコーヒーメーカーを大きく分けるのは、ミルが必要なのか?という点である。この点に関して、以前我が家ではミル付きの商品を使用していた。

が、正直なところうるさい。豆を引いているのだからしょうがないのだが、毎回淹れるたびにガガガガガというような音がするのである。

まあ粉を買っても豆を買っても入れるだけでコーヒーが飲めるのだからかなり便利な代物ではあるのだが、ミル機能が着く分嵩張るし、その上うるさいとなるとかなりめんどくさくなる。

もし豆を買う機会があれば自分で引けば良い、ということになり、ミル付きはそのあとやめた。結論いらない。

保温機能はいるのか?

さらに問題となるのが保温機能いるのか問題である。以前我が家でもミル機能を端折った上でも保温機能があるものを使っていた。

時間が経っても暖かいコーヒーが飲めるというのはたいそう便利なものであると思う、が、正直なところ恩恵に対して消費電力を使い続けるという点が気になってしまって、これもいらないという結論に至ってしまった。

コーヒーを淹れる時というのは、飲みたい時であり、淹れてからおいておくというのはただコーヒーを不味くするだけだと思う。また、冷たくする=氷を入れるのであれば、保温されているかどうかは全く味に関係ない。ものすごく家事が忙しい方なら、淹れっぱなしにしてキッチンを片してから、というような話になり、10分と少し程度放置する必要があるというようなこともあるかもしれないが、私の生活上は一歳その辺は関係なかったので端折ることにした。

給水ボトルが外せるのが意外と大事

他にも、フィルターは付属のプラスチックのものがあると、あまりフィルターを買わずに済むという利点があるか?など色々な論点があるが、特にポイントになると思うのが、お掃除のしやすさである。

まあまあの確率で人はコーヒーの粉をこぼす。その際に、給水ボトルと粉を入れるところが隣り合っているか、給水ボトルが別になって掃除しやすくなっているか、といった点に気を配る必要があることに後から気づいてきた。

その点で、このコーヒーメーカーは、給水が本体部分で取り外せるようになっていること、そして粉は瓶の方にフィルターと共にセットするようになっていることで、掃除がかなりしやすくなっている点が使いやすい特徴になっている。

結果、以上のような比較要素から、今の所このドリッパーに落ち着いている。

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