少年のアビス
Huluで現在見れるドラマ、少年アビス。
最初は田舎に住んでいる高校生の都会に出たいけど周りの環境のせいで自分の人生を生きれない葛藤の物語かと思っていたのですが。。
それだけじゃなかった。
主人公・黒瀬令児は、“ただ”生きていた―。
主人公は、生まれ育った環境に縛られ、絶望の淵にいた高校２年生の黒瀬令児（演：荒木飛羽）。小さな田舎町で、何も変わらず平凡に生きていく…そんな毎日に嫌気がさしていたある日、運命を変える「彼女」と出会う。それは、この町に居るはずのない、憧れのアイドル・青江ナギ（演：北野日奈子）だった。
自分をこの場所から解放してくれると直感した令児だったが、ナギが差し出した救いの手は、“心中”だった。「今から心中しようか…」暗闇の中で、すべてを投じようとした瞬間、令児の担任・柴沢由里（演：松井玲奈）に助けられ、この日から令児の人生、そして周囲が大きく変わり始めるのであった…。
田舎に住む令児の前に突然現れたアイドルのナギ。
自分が好きなアイドルが目の前に現れてしかも一緒に心中をするというなかなか斬新だけど、
二人とも心中をしてもいいと思えるほど、今の環境に耐えられなかったのかなぁと
色々自分の10代の頃を思い出しながら見ていました。
私も住んでいる田舎が大嫌いで早く田舎から出たいと思っていたなぁとか、
なぜ自分は生きてるんだろうなぁとか
きっと誰もが通る（と思ってる）青春時代を懐かしく思いながら見ていたのですが、、、
物語が進むにつれて人間の醜い部分が浮き彫りになっていって
あれ？なんか田舎から出たい青春時代の淡い感じじゃないな。ていう展開になっていきました。
出てくる人物の誰を信じていいのか分からなくなる。
ただただみんなが令児が大切で、でも伝える方法が少し令児が欲しい形と違った。
それがこんなにも令児を苦しませている。
人それぞれの愛が見えて面白い作品でした！
原作の漫画はまだ終わっていないみたいなので
漫画もチェックしたいと思います！！