決意表明
言葉や音楽を一生の仕事にするのはとても難しいと思うし世界中の人口の0.00%以下の確率だと思う。
でも僕は小説や歌詞を書き続けたい。
誰のようなものではなくれっきとした本物を届けたい。
今ものすごく挫折している。
応援してくれる人もいない。
師匠も遠く逝ってしまった。
僕の夢は叶うだろうか?
XやInstagramで僕のことを見てくれている人は確かに増えた。
10年以上書き続けている。
しかし世の中のほとんどの人の心に僕の言葉は届いていない。
その理由はなんだろうと考える。
重く難しい問いだ。
書くことに躊躇している自分もいてこう書いたらダメだとか弱気になる。
届いて欲しいから書く。
いつか日本中の多くの人たち世界中の多くの人たちに届くような物語その中でも純文学を描きたい。
昨日ひと紡ぎの短編小説を書いた。
一万字ほどのものだ。
これが何かの賞をとるかもしれない。
タイトルを考えた。
この本を構成して短編映画を撮れないかとも思う。
僕の夢は世界一の純文学小説作家だ。
その夢を叶えるために書き続けている。
世界一の純文学小説作家になるためには小説の中にウィットやユーモアそして暴力装置が必要だ。
暴力装置のない小説など誰も読まない。
政治批判や体制批判、人間批判からしか良い作品は生まれない。
僕は全てをぶっ壊して書く、書く、書く。
そして書き続ける。
何か果てが見えるまで僕はペンを折らないし死なない。
生きて「平和」という時空を超えた問いかけにも応えられるようになる。
この散文が伝説になれば僕の生涯は果たしたことになる。
芥川龍之介を超える作家になる。
そのためには書いて書いて書き続けなければならない。
どれだけ批判されても書く。
根性論などではなく書かないと次の作品は生まれないからである。
僕の人生を賭して純文学小説というものに取り組んでいる理由は夢を叶えるためだ。
たくさんの称賛と拍手の渦の中に僕はいたい。
スターになりたいのだ。
俳優やタレントではなく世界で戦うには作家以外ないと思う。
書く人が王者だ。
これから作家として生きていくために僕は何もかも剥ぎ取って死んでいく覚悟だ。
二百数十人のフォロワーと幾千万人の視聴者に向けてこの言葉を書く。
僕は三十歳で芥川龍之介賞を獲る。
そして作家として活躍する。
今日を処女作品の起稿日とする。
二千二十四年十二月三日
純文学小説作家
#木下雄飛