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太宰治と三島由紀夫と村上春樹と平野啓一郎あと木下雄飛と言われたら 僕は作家の中で最も偉大だったのは太宰治だと思っている。自分自身を文学に仕立て上げ、最後の死までそのまま文学にした。 三島由紀夫が次にすごい作家だと思う。 文学に学歴は関係ない。 文字が使えて言葉がわかれば誰でも参加できる。 僕は文学者じゃない。 作家でもないし、モデルでもない。 ただ木下雄飛という人間だ。 この世界には、肩書きで埋め尽くされた人が沢山いる。 そして、肩書きの多さは年収に比例する
天酒 いつも不機嫌そうなその人は私にとって父親という存在以上で、何十年も経った今も彼の思い出が毎日頭の中をよぎってどうしようもないのでした。 「ヒロミツ、おい酒もってこい」 「お父さん、もうすごい飲んでいるよ」 「るせぇ。酒もってこいって言われたら酒もってくりゃいいんだ」 「はい。わかりました」 その人は酒乱で酔うと暴れまわって手がつけられないのです。 私が酒を運ぶ係でいつもこき使って私に酒をもってこさせます。 とても苦痛でいつ拳が飛んでくるかと冷や冷やしなが
賑やかだった頃の景色が浮かぶ。 「焼き鳥3本」 「へいお待ち」 「焼酎1杯」 「へいお待ち」 せかせかと大将は動き回っている。 手にはジョッキが何本も抱え込まれている。 ここは、外で飲めると評判の居酒屋。 スタイリッシュでお客さんからの人気も高い。 海外からのお客さんもよくくる。 Excuse me? I want to be eating that one Ok, this is raw liver Thanks This is REBASAS
自立のための自尊心
美容室と図書館って何だか似ている。髪型をカタログから選ぶのと、棚から本を取るのって、全然違うようでプロセスとしては一緒なんじゃ無いかって気もする。私は、美容室に通うのも図書館に通うのも好きだ。でも、美容室を変えてから図書館にはめっきり行かなくなった。美容師さんって、お洒落な司書さんって感じがするし、髪型を本のあらすじを説明するみたいに解説してくれる。今日は、お出かけするから、その前にパーマをかけに月世界旅行の作者と同じ名前の美容室へと向かった。街を、歩いていく時もいつもと気分