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テテの「Scenery」で、星野源さんの「フィルム」を思い出す。

 BTSのVさん(テテ)がソロで発表している曲があるのを知り、聴くようになりました。いくつかありますが、「Scenery」(風景)という曲に特にひかれました。寝る前に聞くと本当に落ち着きます。訳詞されているYouTubeもみて、この曲の世界観もぐっと広がりました。

 ↑原曲はSoundCloudで聴けます。

 ↑「あみに」さんという方の字幕付き動画です。

 何度も聴いているうちに、星野源さんの「フィルム」が私の頭のどこかで流れる感じがしてきて、二つの曲を自分なりに聴き比べてみたらやっぱりどこかが似ている、と思いました(個人的感覚です、違うと思う方もいると思うのでご容赦ください)

 ↑星野源さんの「フィルム」。MVの世界観がなかなか怖いのですが、歌詞に注目してほしいです。歌詞のリンクも貼っておきますね。

***

テテの「Scenery」(風景)を聴いていて感じるイメージは、

 今見ている風景って、いいものなのかな?
 これで本当に合ってるのかな?
 なんかちょっと違う気がする。
 もっといいものをみてみたいし、ついそれを探してしまう。
 そしていつかは、ちゃんと受け入れられるようになりたい。

というもの。 

星野源さんの「フィルム」で感じるイメージは、

 きれいにみえるようになっているだけで、
 この世界(景色)って本当はどうなの?
 ごまかさないで正直に言えば、
 つらいことがいっぱいあるよね。
 忘れられないことがいっぱいあるよね。
 だから笑える景色をこれから作ろう。
 いつかはすべてが終わって振り返るのだから。 

という感じ。言葉にするってむずかしいですね!

 星野源さんは1年くらい前(ちょうど病気がわかったころ)からよく聴くようになって、特に「フィルム」は心に響きまくりでした。こんな苦しい世界でどうやってやっていくの?ってときに歌詞を聴いて、

声を上げて飛び上がるほどに嬉しい
そんな日々が これから起こるはずだろ

 ↑この部分を何度も歌って、なんとか自分を励ましながら日々を送っていました。でも今日、改めて聴いてみたら、こっちの歌詞の方が響いてきました。↓

どんなことも 消えない小さな痛みも
雲の上で 笑って観られるように

 いつかは死んで雲の上に行くんだ、って実感してしまったからかも...。感覚も変わるんですね、本当に。つくづくそう思います。

<まとめますね>

 どちらの曲も本当によくて、これからもずっと大切な曲になりそうです。テテのしっとりした詩的な世界と声も最高だし、星野源さんの単語でずぶっと芯をついてくる感覚も大好きです。アーティストって本当にいいなぁ、かっこいいなぁ、それを聴かせてもらえる私も幸せだ。そんなふうに感じています。

 個人的感想文にお付き合いいただき感謝です。


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