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アメリカ留学Vol.1 「留学という決断」

私は現在、アメリカ・テキサス州の大学に3回生秋セメスター間の交換留学をしている。

アメリカへ向かう飛行機


​交換留学プログラムに応募をしたのは大学2回生の冬である。費用や卒業の時期、就職活動との兼ね合いなど、長い間決断を悩んできた。
その期間、留学を経験した人に話を聞き、自分の本当にやりたいことや、なぜ留学したいのかを一から見つめ直した。留学​を​することの目的が次第に明確になり、その選択がより現実的なものになっていった。
私が留学を決断する上で、身近な人の体験談を聞いたことは大きな後押しとなってくれたように思う。

その経験に基づき、留学期間中、同じく日本からきた留学生や、日本文化に興味のあるアメリカの学生などにインタビューを行うことを決めた。留学の選択に悩んできた私自身の視点から周囲の人にインタビューを行うことで、新たな発見や気づきを得られると考えたからだ。加えて、それを発信することで、今までの自分と同じように悩む誰かの力になれるかもしれない。

一人一人の身近な声を聞くことで、一口に留学といってもさまざまな目的や選択の形があることや、その決断に悩むのは自分だけではないことを改めて実感することができた。同時に、自分が生まれ育った日本についても改めて考えるきっかけとなった。

この連載では、私の留学体験記をはじめとして、留学中に行ったインタビューを掲載していく。私が留学を後押ししてもらったように、誰かの決断のヒントになれれば嬉しい。(竹内凜)


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