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億千万年と今

ヒヤッとする梅雨ですね。

変な気候だな…と文句言わずに「過ごしやすいね♪」のスタンスで快適に✨


先日、神流湖というダム湖のほとりでキャンプをしてきました。

梅雨入り前の快晴でとても気持ち良かったです。

世はキャンプブームと聞いていたのですが…ガラガラ!

あの近辺のキャンプ場、オススメですよ。


そこから足を伸ばして友人オススメの恐竜センターなる場所へ行ってきました。

よく見るトリックアート😅

なんとなく行ってみた…というスタンスだったんですが、とても見応えある場所でした。


まず入り口からこんなものが。

いきなり!

恐竜の化石に触れられるんですよ。

正に「骨」です。

医療職に就いたからこそ骨には反応してしまいます(^^ゞ

アパルトサウルスという恐竜の本物の上腕骨だそうな。

骨の化石に触れることでイメージのレベルだった恐竜がいきなり実質のものとして目の前に迫ってきたような感覚に陥りました。

なんとなく「いたらしいね」の認識だったものが目の前にあって肌感覚として認識する。

これはすごい体験でしたね。

このセンターで一番印象的でした。


そしてやたらリアルな博士人形。

遠目写真だと人にしか見えません😅


こんな大迫力化石も。

肩甲骨の位置が特徴的


リーズナブルなのにとても充実の展示です。


そもそもなぜここに恐竜センターがあるのかというと、日本で初めて恐竜の足跡が発見されたのがこの群馬県旧中里村だったんですね。

中里村は合併で神流町になったらしい


そして道路工事する中で発見されたとか。

作業員の方も親方も本当に素晴らしい。

別に考古学の研究をしに来ていたわけでなく、道路を作りに来ていたわけですから。

以下妄想トーク。


「カントクー、ちょっと来てくださいよー!」

「何だー?」

「なんか変な穴ぼこがあるんすよ。こんなとこにこんな穴が開いてるなんておかしくないっすか?」

「おめーなぁ、俺たちゃ一刻も早くここに道路渡すのが使命なんだよ。そんな穴ぼこなんかにかまってるヒマなんざねーんだよ!」

「いやでもカントク、オレにはどうもただの穴ぼこには見えねーんですよ。ちょっとお偉いさんに見てもらったほうがいいんじゃないっすかねぇ。」

「そんなに言われるとなんとなくそんな気がしてきたな…。そんじゃちょっくら上司に相談してみっか。」


こんな感じだったんではないでしょうか?(笑)

目の前の仕事に追われる今の日本人には気付けなかったかもしれませんね。


そしてこの群馬の山奥がなんと海だったという事実。

衝撃…


にわかに信じがたいですが…。

そう考えると東京都23区くらいの海抜だとちょっとした海の変化ですぐ沈んでしまうんでしょうね。

常識なんてなんのアテもないものだということがよく分かります。


そして最後に。


名言

恐竜の誕生が2億3000万年前。


恐竜の絶滅が6600万年前。

最古の人類誕生が700万年前。

新人類誕生は20万年前。

福井県立博物館HP

中学生のための、よくわかる歴史



恐竜は1億6000万年もの間繁栄し続けたんですね!

対して人類はどんなに長く見積もっても700万年。

そして私達が生きるのはたかだか100年弱。

本当に僅かな時間ですよね。

産業革命後のたった200年ちょっとで爆発的に増えた人類。

ほぼ直角…

あたかも地球を支配しているかのように振る舞っていますが、もっと謙虚であるべきなのではないかと思います。


1億年以上前の骨と触れて改めてそんなことを感じました。

皆さんはどう思います?

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