理不尽な死が嫌いだ

珍しく、感情的に「嫌だ!」を撒き散らした文章を書きます。

昔から、理不尽な死がすごく嫌いだった。
・なぜか人間が、人の生きる権利を握る死刑制度
・殺すために生み出され続ける畜産動物
・煽り運転での事故
・おもちゃのように弄ばれる生命
・国の都合や人の気分で人道的な扱いをされずに死に至る入管事件
・国や宗教など謎の枠組みに巻き込まれて生命を脅かされる戦争
・人種や謎に人間が決めた制度での迫害・差別

余計なことがなければ、まだ死ななくてもよかった命
生きてたら、本人や家族が享受できたはずの未来が、突如理不尽に奪われるのがとても嫌。
(身体的精神的障害が残り、その後の人生も理不尽に苦しみ続ける状態も嫌い)

なんでそこまで嫌なのか、は分析できてないけど、とにかくめっちゃ嫌。

そのような事件や戦争などのニュースを見ると、もう直視できなくて、気にしないように、目に入らないように努めます。
正直、畜産動物の問題も真正面から見れなくて、いまだに数値や映像などの事実から目を背け続けています。視察なんてとてもできない。

私が、ヴィーガンな食生活をもう20年もの間続けているのは、やっぱり根源に、この「嫌だ!」があるからだとたまに思い出させられます。

7歳の頃(正確には物心ついた時)、動物性の食べ物を食べないようにしようと決めたのはこの部分。

生命が生まれ、無事成長し続けているのは本当に奇跡で、尊いことなのに、殺されるために生み出され続けている状態が、どうしても理解できなかった。
それが良しとされ、大多数の人間に受け入れられている社会に狂気を感じた。
なので、まあ自分には必要ないし、と思って食べるのをやめたのがヴィーガンな食生活のスタートでした。
(栄養など考えてない、極めてテキトーで感情的な選択をしました。)

今でも、全員がヴィーガンになればいいのに!とは思いませんが、やっぱり理不尽に生み出され殺され続けるサイクルや苦しむ動物は、0になってほしいなと思います。

ヴィーガンかそうでないか、はあまり関係なくて、理不尽な死が少しでも減ることが個人的に大事ポイントです。

そのためには、考えなくても動物性を使っていない商品を選んでいる状態が私の理想です。
毎回考えて、倫理的な思考でベターな方を選ぶのは結構負荷がかかるし、シンプルにめんどくさい。
スタンダードがそちらになると、全体的な消費量はグッと下がる。

そんな未来がいつか来ると信じ、それまで耐えられるようなUXを提供できる環境を整えることに精進していくのが、直近で私のやりたいお仕事です。

今は、ヴィーガンな選択をしたい!と思った人が、ストレスや負担なく簡単にヴィーガンな選択ができるような環境を作るために「誰もがヴィーガンを選択できる社会づくり」のミッション達成に向けた事業に時間を使っています。(https://vcook.co.jp/

自分のオリジンを忘れないように立ち返れるように、ここに記録しておきました。
なんと偶然、今日11月1日は世界ヴィーガンデーだ!


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