日記 今日起こったこと

午前11時、目が覚めた。
最近は目を覚まし思考を働かせている状態が恐ろしく苦痛である(前も書いた)ため昨日は日付を越す前に睡眠薬で眠りについたはずだった。

しかし目が覚めてしまった。寧ろ世間一般には寝すぎた部類に入るのだろうが、この際私に世間一般を適応しないことにして、私の感覚だけで書かせてもらうが、やはりもう少し寝ていたかった。

少しと言わずあと8時間くらいは。何故なら晩御飯の時間までやることが定められていないのでその間何もしたくないからだ。というのは見栄を張ったので正直に書くと、もう二度と目が覚めないことを願っているだけ。それだけ。




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いつしか今日も昨日も一昨日も、いつの出来事も記憶から引き出せなくなっていた。開かない引き出しに、何が入っているのか__もしくは何も入っていないのか__すらも分からない。

でも、きっと、なにも覚えていないということは、なにも無かったということだろう。”何か”があるような毎日を送った覚えはない__勿論今がそうであるからだ__そもそも何かがあったとして、私の望みは半分眠ったような状態で思考をストップしたまま過ごすことである。なので覚えていないことほど喜ばしいものはないはずなのだけれど、それでもどこかで反抗心が芽生えているのかなんなのか何もない日々を忘れないように今も指を動かしている。単に吐き出さねばやっていけぬということでもあるかも知れない。

そういうことにして、過去のことを考えるのは早いうちに止めた。後ろばかり振り返っていても仕方ない。どうせ見えるのは私の影だけで、実体などないのだから。






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忘れたはずの過去は、唐突に記憶となって蘇る。

そういえば鬱になる前から協調性に欠けていた私は、遅かれ早かれ人生が詰んでいただろうし、鬱にならずともあまり変わらなかったのかもしれない。

ということは鬱であることにそこまで悲観的になる必要はないのかもしれないなどとも思う。ただ、終わりまでの道のりが短くなっただけで、結局は奈落の底に落ちるだけなのなら。その猶予を稼ぐことに意味を見出だせなくなったのが現在の私であるので、落ちるならさっさと落ちてしまえばよかったのだ、と鬱の自分を正当化してみる。

そろそろ1日の長さに耐えられなくなってきたので今日の日記はここで終わり。



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