ラストスパートにはまだ早い? 8月8日
この投稿をしているせいもあって、過去イチ、オリンピックを見ているような気がしてます。
時差8時間のパリでの開催なのにそれができるのは、オンデマンドで動画が見れるのが大きいですね。
そんな日々も来週月曜日まで。
ラストスパートにはまだ早いか?
レスリング。
男子グレコローマンスタイル77キロ級。
日下尚選手、金メダルおめでとうございます。
この階級での金メダルは日本選手初だそうです。
確かに重い階級は、日本人はちょっとなあって印象ありますよね。
世界ランキング1位の日下選手は、持ち味の攻めるレスリングで終始相手を圧倒。
決勝でもジェメブ・ジャドラエフ選手を5-2で勝利し、マットの上でバク宙をして喜びを爆発させました。
2000年生まれの日下選手の名前の"尚"は、この年に行われたシドニーオリンピックの女子マラソンで優勝した、高橋尚子さんにあやかったものらしいです。
女子50キロ級。
須崎優衣選手、銅メダルおめでとうございます。
世界王者の須崎選手は、前日の初戦敗退から立ち直り、敗者復活戦から勝ち上がった3位決定戦で、ウクライナのオクサナ・リバチ選手と対戦。
10-0のテクニカルフォール勝ちで銅メダルを手にしました。
さすがの圧勝ですね。
ロスでのリベンジ、お願いします。
1回戦で須崎選手を破り決勝まで勝ち進んだインドのビネシュ・ビネシュ選手は、決勝が行われるこの日の計量に失敗して失格になったそうです。
準決勝後に水分を取り過ぎたため、サウナに入り、血を抜き、髪の毛を切って計量にのぞんだにも関わらず僅か150グラムオーバーで失格。
計量後、ビネシュ選手は失神して救急車で病院に運ばれたと報道されています。
SNSには、ベットの上で笑顔を見せるビネシュ選手の画像が投稿されています。
良かったですね。
女子53キロ級では、藤波朱里選手が、2017年中学2年生の時から続く公式戦の連勝記録を136に伸ばして、決勝に駒を進めています。
陸上競技。
競歩混合リレー。
今回から始まった新種目。
男女のペアが10キロを2回ずつ合計40キロをリレーで繋ぎます。
日本からは川野将虎選手と岡田久美子選手のペアと高橋和生選手と柳井綾音選手のペア、2組が出場。
その内、川野・岡田ペアは見事8位入賞。
おめでとうございます。
高橋・柳井ペアは13位でした。
早朝にパリのど真ん中で行われましたが、かなり暑そうでしたね。
東京オリンピックの時もそうでしたけど、周回レースのロードレースの中継はもっと工夫して欲しいですね。
ともかく分かりづらい。
マラソンもこんな感じなのかな?
日本の手厚い過ぎる中継を見慣れてしまっているからかもしれませんが。
女子やり投げ。
現世界女王の北口榛花選手と世界陸上連続出場の上田百寧選手が決勝進出。
北口選手にはやはり金メダルを期待しちゃいますよね。
あの弾ける笑顔が見たい
男子110mハードル。
村竹ラシッド選手が日本選手初の決勝進出。
自分のレースができなかった村田家選手は、ギリギリでの滑り込みでの決勝進出。
「日本記録も更新したいし、12秒台も出したい」
ぜひお願いします。
女子100mハードル。
福部真子選手が準決勝進出。
人気の田中佑美選手は敗者復活戦に回りました。
福部選手は、日本選手として東京オリンピックの寺田明日香選手に続いて2大会連続の準決勝進出。
近年元気のない短距離女子にあって、唯一気を吐く種目になっています。
100mハードルは、短距離(スプリント)じゃなくて障害種目だよって・・・?
まあ、かたいこと言わないで。
卓球。
男子団体。
準決勝でスウェーデンと対戦した日本は、2−3で逆転負け。
決勝進出はなりませんでした。
第5試合での張本智和選手の逆転負けはまさかでしたね。
3位決定戦の相手は、もう一つの準決勝、中国対フランスの結果で決まります。
スケートボード。
パーク男子。
日本から出場した永原悠路は、予選で大業にトライしましたが失敗。
スコアを伸ばせず決勝に進むことができませんでした。
日本の4種目でのメダルはなりませんでした。
実はこの種目のテレビの中継中に気になることがあったんです。
この種目の解説をしていた平野歩夢さんが、トップの選手たちは、新しい選手が登場しても彼らに認められるまでは、選手たちが大会での競技直前の練習の場所も提供さえしないようなことを言っていたんですね。
彼が言いたかったのは、永原選手はそういうトップの選手たちにも認められてすごいという話だったんですけど。
それって、この競技の女子の選手たちが見せていた、お互いにお互いを祝福し合う姿、「ライバルであり、仲間だから」(開心那選手)というのと明らかに違いますよね。
そう言えば、男子の競技では、みんなで集まって優勝した選手を祝福するようなシーンは見なかったような・・・
それは男子と女子の違いなのか?
性別の違いというよりは、競技としての成熟の違い?
女子は10代の選手がメインですけど、男子は40代後半までいる年齢の幅の広い競技になっていますよね。
それとも、女子でも、「ライバルであり仲間である」のは、トップオブトップの一部の選手たちの間でだけなのか?
気になりませんか?
2022年に開催された北京オリンピックのフィギュアスケート団体で、順位の繰り上げが決定し、パリ中心部のトロカデロ広場にある「チャンピオンズパーク」でメダル授与式が行われました。
引退してアイスショーのスケジュールが合わなかった宇野昌磨さんを除く7選手、男子シングルの鍵山優真選手、女子シングルの坂本花織選手と樋口新葉選手、ペアの三浦璃来選手の木原龍一選手、アイスダンスの小松原美里選手と小松原尊選手が出席し、銀メダルを授与されました。
この件、覚えていますか。
いったんは金メダルを獲得したロシアチームでしたが、競技後にカミラ・ワリエワ選手の前年の国内大会でのドーピング違反が判明し、ワリエワ選手の競技結果を無効としてロシアの順位が3位に変更されました。
これを不服としたロシアが、国際スポーツ仲裁裁判所にこの処置の取り消しを訴えていたんです。
その申し立てが先月棄却されて、晴れてメダルが授与されたということです。
北京オリンピックは無観客でしたからね。
観客に囲まれての、しかもパリのど真ん中でのメダル授与とは、ボーナス付きでしたね。
結局、誰も本当のことを言わないので、何も解明されないままの決着でしたね。
薬物の接種は意図的だったのか?
偶発的だったのか?
意図的だったとしてワリエワ選手自身は知っていたのか?
そして何より、検査結果の公表はなぜあのタイミングだったのか?
ちなみにロシアって書いちゃいましたけど、北京冬季オリンピックでは、ロシアは制裁を受けて、ロシアオリンピック委員会として参加しています。
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