「貧困」経験の重要性
『学校を卒業して社会人となる』
当人達は不安でいっぱいだと思います。
ここでは、人生においてとっっても重要な経験を一つ書いて行きます。
「一度は必ず貧困を経験して下さい」
長い人生経験の中でも、トップ⑤に入るくらい大切な事です。
理由として…
世間の給料の相場(常識)を知る為 ~初任給~
生活力(生きる力)を身につける為
が挙げられます。まだまだ有りますが、この記事では上記2項目について触れます。
①世間の給料の相場(常識)を知る為~初任給~
大卒会社員の平均初任給:男性 約21万2千円 女性 約20万7千円
高卒会社員の平均初任給:男性 約16万8千円 女性 約16万4千円
※令和元年度のデータですが、そんなに大きな変化は無いと思われます。
私は理学療法士(以下PT)の専門学校を卒業して有資格者でした。
しかし、資格手当を入れても総支給は20万に届かなかった記憶があります。
手取りは17万ちょっとだったかな…😅
それでも凄く嬉しかったような記憶もあります。
※都道府県によって大きく差があります。事前に調べておくのも良いでしょう。
「このくらい働いてこのくらいの金額なんだな」という最初の感覚が形成されます。
労働の価値は、貧乏でないと正直分かりません!
後から裕福になれば良いのです😊
その時、心に余裕が持てる、器のでかい人間になれるでしょう。
②生活力(生きる力)を身につける
安定した生活を送るために必要な知識と経験を身につけられます。
①経済力(金銭感覚)
②公的制度の知識
③家事
色々有りますが、上記3点が最大の課題ではないでしょうか?
①経済力(金銭感覚)ですが、下限を知らないと生活の収支バランスが取れなくなります。
②公的制度の知識ですが、社会に出てから学ぶ事が多いのです。確定申告や保険制度など、様々な制度に実際関わって行く必要があります。「知らなかった」では大損します。
【余談】年収が上がると税金が上がるなど、今では常識と思える事も当時は「え~?」と不満を覚えたものです。
③家事ですが、コストパフォーマンスを考える上で絶対的に必要なスキルになります。
炊事・洗濯・掃除・買い物など、全てに当てはまります。
間に「サービス」が介入すると、コストは飛躍的に上昇するのです。
例)毎日外食すると、安くても1食500円以上は飛ぶでしょう。炊事で100円程度に抑えられます。
例)コインランドリーで洗濯乾燥すると1回の洗濯で500~1000円近くかかります。
「生活力」と言う言葉は様々な意味を持ちます。
これらも、基本的に貧乏な時代に養われるものです😊
社会人になりたての頃は、右も左も分からない事だらけです。
お金の事を考える余裕は少ないかも知れませんが、貧乏をすると言うことは決して無駄な経験ではありません。現在36歳の私も、20代前半の頃の苦労はしっかり覚えてます。
「あの頃が有ったから今がある」
と自信を持って言えます。
腐らずに、しかし病まない程度に一度は貧乏を経験しましょう。
ずっと貧乏だと困るので、その辺りの記事もいつかのタイミングで挙げていきたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとう御座います😊