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はじめまして、DAYです。

こんにちは、DAY代表の渡部です。

DAYは2019年に創業し、今年で3年目を迎えます。2017年から「設計事務所」として活動していましたが、運営事業を開始するタイミングで新たな価値を生み出していくために、DAYとして再スタートをきりました。

まだあまり一般的ではない分野横断的なアプローチを通して、私たちが何を考えながら、どんなことをやっているのかをnoteを通じて発信していければと思います。少しでも興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

DAYについて

まず私たちは、企画、デザイン、設計、運営の領域を横断しながら「新しい場所」や「新しい価値」を生み出すことに取り組んでいるニューディベロッパーです。企画や事業計画から、建築、デザイン、フード、サービスなどの運営まで、ハードとソフトの両面からアプローチできる強みを活かし、固定概念に囚われない方法で、多様な場所をつくりだす活動をしています。

DAYには、デザイナー、建築士、シェフ、ホテリエ、サービススタッフなど多様な個性をもったメンバーが在籍しています。現在は社員18名、アルバイト40名程のチームで、日々プロジェクトの推進や場所づくりをしています。

DAYでは現在、飲食店2店舗とホテル1店舗の運営をしています。いずれも企画、設計、デザインから運営までを一括して行っています。

クラフトビアバー「半地下
https://www.instagram.com/hantica.kyoto/ 

レストラン「
 https://www.instagram.com/mama_arashiyama_/ 

ホテル「嵐山邸宅MAMA
 https://www.instagram.com/mama_arashiyamahouse/

嵐山邸宅MAMA / 儘   Photo by Yuna Yagi
嵐山邸宅MAMA / 儘   Photo by Yuna Yagi
クラフトビアバー「半地下」

これらの店舗を運営するにあたって大切にしているのは、時代に消費されるものではなく、長く愛される場所やサービスをつくること。時代にあった価値の高いサービスや商品を提供できるよう、日々の改善に地道に取り組みながら、多くの人に愛される場所やサービスづくりを目指して活動しています。各店舗・施設のご紹介はまた後ほど。ぜひいつか、DAYが運営する場所にお立ち寄りいただけると嬉しいです。

DAYのオフィスは京都の御池通りから油小路通りを少し南に下ったところにあるSHIKIAMI CONCONという施設内にあります。

CONCONのコンセプトは、「共創自治区」。それは、ここに集う人たちのユニークなスキルや経験を活かし合うことで、新しいものや価値を生み出せるということ。「こんなことをしよう」「今、こういうことが必要だ」「面白い仕組みを考えた」など、ここに集う人たちの会話から広がり、アイデアを出し合い、その場にいるメンバーでかたちにしていけるのが、こんこんの魅力です。

SHIKIAMI CONCON HPより

玄関にある朝から開いていてコーヒーも飲めるワインスタンド「TAREL」さんが目印です。

SHIKIAMI CONCON


私たちは何をしているのか


「DAYって何をやっている会社なの?」

これまで何度もぶつけられてきた質問です。正直「◯◯の会社です!」と言い切るのは難しい、、。今回はDAYがやっていることを4つの分野に分けて簡単にご紹介します。

1.Planning(企画)
ホテル、レストラン、オフィス、レジデンス、イベント、街づくりなど、多様な用途・業種におけるコンセプトメイキング、企画書作成、内装ディレクション、予算・進行管理などを一括して行うことが可能です。プロジェクトに応じて、外部パートナーとも連携し最適なチームを編成することによって、多様なニーズに対応した企画を行っています。

2.Design(デザイン)
ロゴ、サイン、メニュー、パッケージなどのデザインを行っています。撮影まで一貫して行うことも可能です。プロジェクトに伴走し、可能性を最大限に引き出すことを大切にしています。

3.Architects & Interior(建築・インテリアデザイン)
飲食店、ホテル、ゲストハウス、住宅など幅広いジャンルで設計を行っています。設計の他、アートディレクションや家具コーディネートなど、空間に関することには幅広く対応しています。単にかっこいい空間を作るのではなく、クライアントはもちろんのこと、場所の持つ意味やその時代において何が求められているのかを常に考えながら、最適なものを提案していきます。

4.Management(運営)
カフェ、レストランからホテルまで、幅広い業態のオペレーションを行います。効率的な運営のためのオペレーション構築だけでなく、ブランディング視点で時代にあった価値の高いサービスや商品を提供できるように心がけています。

1〜4と分野横断的な活動について、具体的にどのようなプロセスで何をしているのかについては今後note上で公開していければと思います。



なぜやっているのか

なぜ上記のように、他分野を横断する事業を展開しているのか。

私たちが大切にしている価値観、それは「誰かが敷いたレールやルールに囚われるのではなく、自分たちで新たな選択肢をつくる」こと。常識や分野にとらわれず、考え、行動し、やり抜く。これだけでたくさんの可能性が生まれていくと思います。その可能性を追求していくことで、「新しい場所」「新しい価値」を生み出せると信じています。

「新しい価値」それは「新たな選択肢をつくること」かもしれません。

まだまだチャレンジを受け入れる土壌が少ないことも確かです。だからこそ、私たちは自分たちで「新しい場所」「新しい価値」を生み出すことにチャレンジし続けます。

一方で、DAY創業からいままでの道のりは決して前向きなことばかりではありませんでした。大きな可能性と共に、課題も山積。例えば、デザイン業界・サービス業界ともに待遇面や働き方の問題が根深い問題になっています。

どちらも「人」が大切にも関わらず、構造的な問題で悪循環が生まれ、長く働けない状況が生まれてしまっています。長く働けない場所に、未来はあるのか。構造的で大きな問題だからこそ、私たちのような「デザイン会社」とも「運営会社」とも言える、まだ名が付いていない新たな価値を生み出していくプレイヤーが率先して向き合っていかなければいけないと思っています。私たちは業界の常識や既存の構造にとらわれず、働き方についてもデザインしていきたいと考えています。

月一回の全社会の様子 Photo by Shinko Tsujimoto


今後の展開について

DAYではこれから、怒涛の開業ラッシュを迎えます。2023年春から飲食店 3店舗、屋台 3店舗、合計 6店舗を開業予定です。全店舗、食と空間の掛け算で新しい場所の可能性を模索しながら、自分たちの「こんな場所があったらいいな」を実現させていきます。

同時に、現在は自社プロダクトの開発も進めています。まずは食の分野から、今後は生活にまつわるものを横断的に開発していきます。多くの人が抱く「らしさ」の延長線上にありながら、少し想像力をくすぐるようなもの、その塩梅を追求していきたいと思っています。

また、DAYでは月一回全社員が集まる全社会を開催しています。その中で新たな試みとして、DAYにディレクターとして参画いただいているLURRA°共同代表・ひがしやま企画代表の宮下拓巳さんと共に「空想会議」というサロン運営を開始しました。

自由な発想で、想像を超えて「空想」すること。何かを決めるために行われる「会議」。相反する二つのワードが合わさることで、「空想を実現していく」そんな場になればいいなと考えています。働きながら学び、共に成長しながら新たな未来をつくっていきたいと思います。


新規開業予定のプロジェクト

1. Bプロジェクト
地下1階、地上5階建てのビル一棟を改修し、自社運営を行うプロジェクト。飲食店3店舗及びイベント運営、物販などを計画しています。企画の立案からデザイン、運営までを一括して行います。

2.Aプロジェクト
屋外広場にトレーラーや屋台を使って新たな場所をつくるプロジェクト。企画からトレーラーの設計、運営まで一括して行います。

DAYはこれからますます忙しく、そしてもっと楽しくなっていきます。現在、サービススタッフ、シェフ、ホテルマネージャーなど多領域で絶賛採用中です。もし少しでも興味を持っていただけたらぜひお気軽にお問い合わせください。


以上、簡単ではありますが私たちの自己紹介でした。これから日々の取り組みや分野横断的な活動の内容、これまでとそしてこれからのプロジェクトのことなど紹介していければと考えているので、ぜひ今後も読んでいただけると嬉しいです!



text by Akihiko Watanabe
photo by  Yuna Yagi / Shinko Tsujimoto / Akihiko Watanabe


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