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中日新聞杯(G3)予想

こんにちわ。
今回は、2024年12月7日に中京競馬場で開催される、中日新聞杯(G3)の予想をします。


中日新聞杯のポイント

中日新聞杯は、中京競馬場の芝コース2000mで開催されます。
コースをぐるっと1周する芝2000m。日本においては一般的なレイアウトですが、中京ではスタート地点がホームストレッチの坂の途中になるのが特徴で、スタート直後に上り坂を走らなくてはなりません。
非力な馬はここで無理をすると消耗が大きくなってしまいます。1コーナーから2コーナーで一度流れは落ち着きますが、バックストレッチ中間からのなだらかな下り坂でじわじわとペースアップしていきます。
勝負所は3コーナーから4コーナーの中間あたり。
スパイラルカーブであるためコーナーの序盤は曲がりが緩やかで、下り勾配でもありスピードに乗りやすいですが、そのあとに約400メートルの直線と高低差2メートルの急坂が待つことを思えば簡単には動きにくいです。直線が長く力勝負のイメージもある一方で、テクニックも求められるコースです。

難解なコースで難解なハンデ戦

個人的には非常に難解なレースです。
もともと、軸として注目していたマコトヴェリーキーが外枠に飛んで行ってしまったので、予想を一から立て直すこととなりました。
ハンデ重量も中々に妥当なところを突いてきて、枠順も相まって本当に分からないレースとなりました。
(夏競馬は極度にピンパーだったのに、設定者変わったのでしょうか…)
毎年、荒れやすいレースですが、今年も荒れると思います。

中日新聞杯の注目馬

本命:③キングズパレス(牡5)

前走は、 天皇賞(秋)で12着からの参戦です。
天皇賞(秋)はメンバーレベルや、テン乗りのシュタルケ騎手などイレギュラーだらけですので、度外視で良いでしょう。
今回の鞍上は、ここ2年はいつも一緒に走っている松岡正海騎手に戻ります。小回りでの粘り込みが得意な騎手なので中京の舞台は合います。
G1では歯が立ちませんでしたが、G3以下では、19戦して3着以内が17回。複勝率89%と非常に安定感のある成績です。
今年のG3でも、2着→2着→3着と確実に馬券内を好走しており、頼もしい成績です。
中京新聞杯は内枠先行が必勝法ですので、2枠3番ということで軸とします。
いつも、あと一歩が届かない競馬なので、粒ぞろいのメンバーですが、なんとか先行の3番手以内で4コーナーから直線に向ければ、悲願の重賞初制覇も夢ではないと思います。

中日新聞杯の展開予想

スタートと同時に飛び出すのは、デシエルトとベリーヴィーナス。
先行は、内からマテンロウレオ、外からエヒト、フライライクバード、ジェイパームス。
中団の位置取るのは、キングズパレス、エリカヴァレリア、トーセンリョウ、ロードデルレイ、ドクタードリトル、マコトヴェリーキー。
後方はアスクワイルドモア、タマモブラックタイ、コスモキュランダ、マイネルメモリー、クルゼイロドスル。
最後方はアドマイヤハレーです。

中京競馬場は内側を通ることが勝利への近道なので、なるべく内側に入りたいです。

・内を通れそうな馬
ベリーヴィーナス、マテンロウレオ、トーセンリョウ、キングズパレス、タマモブラックタイ、アスクワイルドモア、コスモキュランダ

・展開次第で内側に入れるかもしれない馬
デシエルト、エリカヴァレリア、ロードデルレイ、フライライクバード、ドクタードリトル、マイネルメモリー、アドマイヤハレー

・外を回される可能性がある馬
エヒト、ジェイパームス、クルゼイロドスル、マコトヴェリーキー

中京競馬場はスタートから坂を上って、キツいカーブの最初のコーナー、向こう正面1000m通過辺りから下り坂で、そのままスパイラルカーブのコーナーと、道中の速度を殺す仕掛けが満載のコースです。
相当に逃げ先行馬が集まり主張しない限り、スローペースの競馬となります。
今回も、スローペースの競馬となる予想です。
向こう正面にかけて隊列に大きな変化はありません。

向こう正面の下り坂から後続馬が進出しますが、上述の通り、スパイラルカーブとなっているため、外を回すと遠心力で大きく振られてしまい速度が出せません。強い遠心力で振られることは馬にとってもダメージとなり、その後の末脚に支障が出ます。

4コーナーの出口付近での隊列。
先頭は、内にベリーヴィーナス。外にデシエルト。
その後ろ、マテンロウレオ、エリカヴァレリア、フライライクバード。
その後ろ、キングズパレス、エヒト、マコトヴェリーキー。
その後ろ、ロードデルレイ、トーセンリョウ、ジェイパームス。
その後ろ、アスクワイルドモア、ドクタードリトル、タマモブラックタイ、大外にコスモキュランダ。
後方に、マイネルメモリー、クルゼイロドスル、アドマイヤハレー。

直線向いて坂を上ります。
国内屈指の急な角度の上り坂で、最後の攻防が始まります。

最内進路&最軽量のベリーヴィーナスが先頭で坂を駆け上がります。
デシエルトとマテンロウレオが後れを取ります。
その後ろから進出するのが、エリカヴァレリアとキングズパレス。
前方を捕らえようと、マコトヴェリーキー、ロードデルレイ、トーセンリョウ、ジェイパームスが猛追を開始。
これ以降の後続組は前の脚が止まらず届きません。

坂を上って、ラスト200m。
ベリーヴィーナスをエリカヴァレリアとキングスパレスが捕らえます。
さらに、マコトヴェリーキー、ロードデルレイ、トーセンリョウ、ジェイパームスが差を詰めてきます。
ロードデルレイ、トーセンリョウが半歩前に出ます。

ベリーヴィーナスがかわされて、エリカヴァレリアとキングスパレスが並んでハナに立ちます。
ロードデルレイ、トーセンリョウが追いますが届きません。
エリカヴァレリアとキングスパレスの追い比べはゴール前まで続きますが、キングズパレスがクビ差で1着となります。

買い目です。
【馬単】③ー①⑤⑥⑩⑮⑰:6点
【ワイド】③ー①⑤⑥⑩⑮⑰:6点
以上です。

ここまで難解だと、あとは神頼みです(笑)。

当たりますように!

それではー

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