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2025年 AJCC・プロキオンS 予想

こんにちわ。
今回は1月26日に行われる、アメリカジョッキークラブC(G2)とプロキオンS(G2)の予想をしていきます。

AJCC 予想

中山競馬場・芝2200mで中長距離戦線の主役を狙う古馬が激突する一戦。
2022年以降の3着以内馬延べ9頭のうち7頭は6歳以上と、近年はベテラン勢の活躍が目立っている。

AJCCの注目馬

5枠9番 ディープモンスター
細身で四肢が長い、中長距離への適性が高い馬体。瞬発力と良質な持続力を秘めている印象。中山コースの中でも、外回りの2200mは合いそうなイメージ。7歳馬でも馬体は充実していて衰えは感じない。
中団~後方で進めて、差し切るタイプの競馬を得意とする馬。末脚の性能なら出走メンバー中トップクラス。
外枠からアウスヴァールを筆頭に逃げ先行馬が主張して、そこそこのペースで流れそうな今年のAJCCで、外差しがハマる展開に期待したい。

4枠8番 ダノンデサイル
大柄な骨格でバランスが整っており、筋肉量も豊富で見栄えのする馬体。有馬記念のコンディションが非常に良かったので、それ以上とはいかないが維持はできている印象。
有馬記念では1枠1番から逃げを打ったが、今回は先行~中団での競馬を想定。戸崎騎手とは初コンビとなるが、上がりのかかる中山は合う。
父譲りの持続力がありながら、速い脚も繰り出せる総合力の高いタイプなので、どの位置からでも強い競馬ができるだろう。

1枠1番 ライラック
前走は、エリザベス女王杯(G1)6着から。石川騎手と初コンビでのレースで課題は折り合いということだったが、道中はリラックスして走れていて、2戦目の今回は問題ないはず。
最内からのスタートではあるものの、行き脚はつかず後ろからの競馬になりそう。最後の脚を伸ばせれば馬券内か。

プロキオンS 予想

昨年までは東海Sの名で行われていたダート重賞が、今年からプロキオンSに名称を変えて行われる。春のダート王決定戦・フェブラリーSの前哨戦に位置付けられ、中京競馬場・ダート1800mで行われる一戦。

プロキオンSの注目馬

5枠9番 サンライズジパング
骨格のサイズが大きい上に、筋肉量が豊富でパワフルな馬体。四肢が長い体型で一完歩が大きく、本来は広いコースの方が合う。小回りの中京では引き続き立ち回りがカギ。
初コンビとなる坂井騎手とは脚質的に合わないが、過去には先行策で走っていたこともあるので、立ち回りが上手く行ってサンライズジパングの能力を十分に発揮できれば、なんとかなるかも。

7枠13番 カズペトシーン
筋肉量が豊富なパワフルな馬体。馬体のバランスは父・ルーラーシップ譲りか。ストライドが伸びる走法で、長くいい脚を繰り出すことが可能。フォトパドックからは筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっていて、充実ぶりが窺える立ち姿を披露している。
西村騎手とは4戦コンビを組んでいて、コンビ成績は複勝率100%。
中団~後方で進めて、差し切るタイプの競馬を得意とする馬。末脚の性能なら出走メンバー中トップクラス。7馬身差以内くらいで直線に向ければ勝ち負けと予想。

京成杯・日経新春杯 回顧

予想はこちら

京成杯

スタートと同時に逃げ先行馬が飛び出し、向こう正面でもタイセイリコルドとガルダイアがハナを譲らない展開。結果、1000mを58秒3のハイペースとなった京成杯。
結果、ハイペース先行総崩れの展開となりました。
逃げ先行予想だったニシノエージェントとミニトランザットは後ろからの競馬となり、ハイペースの恩恵を受ける形となった。
本命を打ったパーティハーンは、位置取りも上りも実力不足。今後の成長に期待したい。

日経新春杯

メイショウタバルがハナを取り、2ハロン目から4コーナーまでひたすらに11秒台を刻み続ける地獄の持久力走と化した日経新春杯。

サンライズアースは後ろで競馬をするはずだったが、地獄のハイペースで番手を主張した時点でサンライズアースの競馬は終わりました。4コーナーで力尽きて終了。
池添騎手は「展開は関係なく最強の馬だったら、理論上はこれで勝てる」競馬をするので、強い馬であればついていけるのだが、そのレベルにいない馬は潰れてしまう。サンライズアースはついていけなかった。
というか先行勢が何頭いようが、ハイペースだろうがスローペースだろうが、サンライズアースはサンライズアースの競馬をすれば勝てると思っていたのだが…。

ヴェローチェエラの川田騎手はペースに気づいて、1着のロードデルロイと同位置で競馬を進めていた。流石は中京コースに定評のある川田・西村の両騎手。どこで競馬をすれば勝てるか分かっている。
向こう正面では、ヴェローチェエラとロードデルロイは並んで走っている。
明暗を分けたのは3~4コーナー。ロードデルロイは内。ヴェローチェエラは外を選択した。
スパイラルカーブの中京では、外を回した馬には強い負荷がかかる。しかも、5馬身差以上で逃げるメイショウタバルを追ってとあって相当なスピードで下ったはずだ。
直線に向いた時点でヴェローチェエラの馬体は大きく外に振られてしまっている。内ラチ沿いを距離ロスなく回ったロードデルロイは一歩、二歩、先に脚が出ていた。
いくら外差し有利とはいえ、その差は最後まで縮まらなかった結果となった。
ただ、同じコースを通って、斤量が1kg重いショウナンラプンタに上がりで負けている点は、馬の能力差かなという印象。

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