見出し画像

2025年 根岸S・シルクロードS 予想

根岸ステークス

根岸ステークスとは

ダートの頂上決戦に向けた重要な一戦。
根岸ステークスはフェブラリーステークス(G1)の前哨戦で、過去10年の優勝馬からモーニン(2016年)、ノンコノユメ(2018年)、モズアスコット(2020年)、レモンポップ(2023年)と4頭が本番も制している。ここを勝ち、上半期のダート王に名乗りを上げるのはどの馬となるのか注目の一戦。

根岸Sの注目馬

今年の根岸ステークスは、内枠から、ドンフランキーとメイショウテンスイ、外からはサトノルファインも競ってくる可能性もある。
ペースは早めのミドル~ハイペースを予想する。ペースが速くなれば差しが代頭するのが競馬の常だが、このコースにおいては早いペースになる流れに後続馬もなし崩し的に脚を使わされてしまうため溜めることができない。
先行しつつも最後に脚を使える、パワーと自在性を兼ね備えた馬を狙いたい。

2枠4番 アームズレイン(牡5)

前走時で馬体重500kgと大柄で筋肉質な馬体。
好位で脚を溜めて、終いにひと脚を繰り出せる点がアームズレインの長所。相手の出方を見て控える競馬も可能で、決め手勝負になっても対応できる。
内枠先行から進める競馬は、鞍上の岩田望来騎手と相性良し。キレを引き出す競馬はできないが、直線に向いてからじりじりと脚を伸ばす戦い方が期待できる。

アームズレインは、東京ダート1400mで2戦して【1-1-0-0】と東京との相性は良さそう。
3カ月の休み明けとなるが、休み明けの成績は2戦2勝とローテーションとしては懸念はない。
5歳の年、馬体も完成の域に入り、スピードと力強さが増したアームズレインを本命としたい。
懸念は馬場。乾いた馬場のほうが合っているタイプのようなので、馬場が稍重までで耐えてくれれば。

シルクロードステークス

シルクロードステークスとは

大舞台を目指す有力スプリンターの前哨戦。
2024年のシルクロードSを制したルガルは、秋にスプリンターズSを勝ってGⅠウイナーの座に上り詰めた。また、2023年のシルクロードSで2着となったファストフォースは、次走の高松宮記念で優勝を果たしている。今後の古馬スプリント戦線を占う重要な一戦といえるレース。

シルクロードSの注目馬

今年のシルクロードSは、2番ピューロマジック、8番シロン、9番ウインカーネリアンが先行争いを行った結果、ミドルペースになる展開を予想。
スタート後すぐに上り坂のため、争いの激しさほどペースは上がらない。

3枠5番 セントメモリーズ(4牝)53kg

斎藤調教師の元で大切に育てられている一頭。
2歳の秋に、右前肢に骨膜が出たことでクリーニング手術を行いクラシックを断念。
しかし、災い転じて福と成したのか、7カ月の休養中に心身ともに大きく成長。気性も落ち着き、復帰後は条件戦を3連勝して一気にオープンまで駆け上がった。

セントメモリーズは先行~中団あたりから進めて、差し切る競馬が得意な馬。末脚はメンバー中トップの性能。
ハナを取るであろうピューロマジックから6馬身以内で直線に向き、外差し体制になれば射程圏内だ。
鞍上の石川騎手とは復帰前、復帰後共にコンビ継続中。今回で7戦目となる。継続騎乗と距離短縮を得意とする騎手なので、1400m戦からの1200m戦への変更はプラス材料。

不安材料は馬場状態。前日から京都競馬場は雨が降っていたが、稍重までなら問題ないと思う。
重賞メンバーは強敵だが、開業20年目のベテラン厩舎に支えられ、着実に力をつけてきた4歳牝馬にキレ味を生かせる軽ハンデ53kgも味方となった。この条件なら期待したい一頭。

競馬回顧 AJCC・プロキオンS

予想はこちら

AJCC

向こう正面から加速するスローペース戦となったAJCC。ダノンデサイルは総合力の高さでの勝利に見えました。
ディープモンスターは行き脚がつかずに先行集団に取り残され、その後も全く見せ場がなく沈みました。スタートでの位置取りが全てだったように思います。
ライラックはもう少し末脚が伸びるかと思いましたが、惜しかったです。

プロキオンS

速い流れになると読んだプロキオンSですが、結果は遅めのミドルペースとなりました。
遅いペースのため、逃げ先行馬が順当に入る結果となりました。
サンライズジパングは流石の強さでしたが、カズペトシーンは展開が向きませんでした。

以上です。
それではー

いいなと思ったら応援しよう!