2024年 武蔵野ステークス(G3) 予想
こんばんわ
今回は、2024年11月9日に東京競馬場で開催される、武蔵野ステークス(G3)の予想をします。
武蔵野ステークスのポイント
武蔵野ステークスは東京競馬場のダートコース1600mで開催されます。
このコースは、逃げ馬にしろ、差し馬にしろ、スタートを決めることが出来るかが勝負の分かれ目となり、出遅れ厳禁となります。
最初のコーナーまでの距離はおよそ640m。長い距離を走ることになりますが、スローペースになることは少ないです。
重賞ともなると中盤~ラストの流れが厳しくなり、スピードとタフさが要求されます。
上記から、武蔵野ステークスのポイントは以下となります。
・スタートダッシュでぶっ飛ばすハイスピード戦
上記でスタートを決められるかが勝負の分かれ目。と書きましたが、武蔵野ステークスの過去10年のテンの3ハロンの平均ペースは【12.2 - 10.9 - 11.6】とハイペースで競馬が始まります。
このペースに対応できなければ、ゴール前の直線でも能力を発揮できません。
枠順と脚質はそこまで影響しない
東京競馬場のダートコース1600mは、芝のポケット部分からスタートしてダートコースに入るまで芝を150mほど走り、内より外の方がおよそ30m芝部分が長くスピードが付きやすいため外枠が有利とされていますが、そこまで気にするレベルではないです。
脚質については、下位クラスであればテンのペースが遅いため、逃げ先行が有利なのですが、武蔵野ステークスに出走するレベルの馬は上がりの脚が使え、レースがハイペースなので差しが決まります。
武蔵野ステークスで勝てる馬とは
武蔵野ステークスで勝てる馬は、先ずテンのハイペースに合わせられること。そして、そのペースで前半の競馬を行いながらも、上がりをしっかり出せるスタミナと根性があること。
そんなスピードとタフさの両方を併せ持つ馬を探したいと思います。
◎エンペラーワケア(6枠10番:牡4)
本命はエンペラーワケア。鞍上は川田将雅騎手です。
530kgを超える巨体にも関わらず、先行力のある馬でスタートも上手です。
去年は上がりのスピードが37秒~38秒で重賞では通用しないレベルでしたが、今年は斤量59kgを背負いながらも、先行しながら35秒台をマークしており成長が伺えます。
今回は斤量も、前走からマイナス2kgということで余裕をもってスタートを決められるはずです。武蔵野ステークスでもハイペースで先行しながら、上がりを35秒台でまとめられれば馬券内は硬いです。
○タマモロック(7枠12番:牡4)
対抗はタマモロック。今回はR.ムーア騎手が騎乗します。
今年6月の東京ダート1600mの競争、アハルテケステークスでは、テンを35秒で進めるペースで上がりが34秒9で2着。
続いて、同じく東京ダート1600mの競争、グリーンチャンネルカップに出走し、テンを34秒2で進めるハイペースの競馬で、上がりを35秒9にまとめて2着と好走しています。
さらに3走前も同じコースのキングカメハメハカップに出走し、1着となっており、東京ダート1600mの適性の高さは確かなものでしょう。
中団から鋭い脚を使えるタイプで、ハイペースへの対応もできることから対抗としました。
△ビヨンドザファザー(1枠1番:牡5)
続いてはビヨンドザファザー。鞍上は北村友一騎手です。
基本的には後ろから競馬を進めるタイプの差し馬です。
参考にしたいのは今年6月に武蔵野ステークスと同じ東京ダート1600mで開催されたアハルテケステークス。テンを35秒で進めるペースで、上がりを34秒8でまとめて1着となりました。
その際の時計も、1:35.4と武蔵野ステークスでも馬券内に近い走りはできています。
ただ、安定して上がりが出せているかというとそうではない部分と1枠1番がどう影響するかが未知数のため、割り引きました。
△ショウナンライシン(6枠11番:牡4)
最後はショウナンライシン。鞍上は、名前の後の(58)が斤量なのか年齢なのか分からないでお馴染みのスーパーベテラン柴田善臣騎手です。
4戦連続の継続騎乗となるので、鞍上に不安はありません。
ショウナンライシンは、上記のタマモロックと同じくグリーンチャンネルカップに出走し、13番手から直線に向くと35秒3の末脚を発揮してタマモロックを破って1着となっています。
同コースで5月に出走したディープインパクトカップでも35秒6の末脚が出せていますので、今回もテンのペース次第では同様のキレを出せるはずです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
以上で今回の武蔵野ステークスの予想となります。
買い目ですが
・馬単BOX【①⑩⑪⑫】12点
・3連単軸1頭マルチ【⑩ー①⑪⑫】18点
でよろしくお願いします。
それではー