整える簿記 消費税が3つ?
私にとって簿記3級の学習チャレンジは、合格だけでなく、チャレンジを通して気持ちを整えることを目指します。未だに前職のパワハラ体験を時々思い出す時間、そんな無駄な時間を減らし、やがてはなくし、自分の気持ちを整えたい、という思いです。
とはいえ簿記3級は甘くありません。合格率約40%の試験のようですが、過去問を見る限り、わからない用語だらけ。これから気を引き締めて学習しようと思います。
自分の学習の足跡を、この場を借りて少し残しながら、学習を継続したいと思っています。初心者が覚えるのに試行錯誤している記録になりそうです。誤解して覚えた内容の記載がありましたら、ご容赦ください。
1.「消費税」にびっくり
さて学習スタートです。昨日、おおよその出題範囲は確認できたので、今日は、さっぱりわかなかった用語確認から始めます。まずは「消費税」。
昨日、解答例を見て、「消費税」が少なくとも3種類あることを知り、びっくりしました。
2.「仮払消費税」と「仮受消費税」
3つ同時に覚えられないので、まず2つの消費税から確認します。「仮払消費税」と「借受消費税」の違いです。この消費税たちは日々の売り買いに登場するようなので、馴染みやすいと考え選びました。
仮払消費税: 買い物をしたときなどに買い物をした側が払う消費税
仮受消費税: 商品やサービスを受けたときに、受けた側が払う消費税のことだが、商品やサービスを提供した側の目線で使う消費税
自分なりに覚える際、「仮払消費税」は、日ごろ物を購入するときに支払う消費税と同じようなので何となくイメージがわきますが、「仮受消費税」は覚えにくいと感じました。
「仮受消費税」とは、私がお客さんに商品を売った場合に、お客さんが商品の値段に応じて支払う消費税のようです。この2つはセットで覚えた方が暗記はしやすそうです。
3.問題が解けない
「仮払消費税」と「仮受消費税」の違いをやっとのことで覚えて、ドヤ顔で問題に取り組むと、すぐに打ちのめされました。残念なことに2つの消費税の名前を知っているだけでは、問題は解けないようです。学習を甘く見ていたようです。
つまり、問題は、
「商品¥○○を仕入れ、代金は10%の消費税を含めて掛けとした」
「商品¥○○を売り上げ、代金は現金で受け取った。消費税率は10%である」
という感じでくるのです。「仮払消費税」と「仮受消費税」が何か?は当然知っているでしょ、と言わんばかりです。用語の理解前提で問題を解かなければならないことがわかりました。
4.簿記用語の使い方
打ちひしがれている場合ではないので、まずは解答を見ながら解き方を確認していきます。用語を覚えることは決して無駄ではないのですが、問題を解くにはプラスαの知識や作業が必要であること、用語を知っているだけでは解答できない、ということを知る機会となりました。そして、
1.問題文から消費税を計算する
2.計算した消費税が仮払消費税なのか借受消費税なのかを覚えた知識を使って判別する
3.判別した消費税を含め、問題文から得られるヒントを頼りに(上記の場合は、商品¥〇〇の「仕入れ」や「売り上げ」をヒントに仕訳用語を追加して)必要な仕訳を行う
という3ステップで解けることを導きました。これができるようになると、関係する問題演習ができるようになってきました。
5.ゆっくりでも確実に前へ
学習を離れて久しい大人の学び。動きがすっかり遅くなった脳みそを活性化するのにはかなり時間がかかりそうです。試験に電卓が必要ということを途中で知りました。これから長い道のりになりそうです。
それでも計算や仕訳が少しでもできるようになるとうれしい気分になりました。久しぶりに「勉強した!」という感覚です。問題を解いている間は、他の事を考える余裕は全くありません。継続することができれば、心も整えられそうな予感がしてきました。それには毎日少しでもする必要がありますね。一歩ずつ前に進めたらと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。