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積み本まわりの雑感
56冊。
2024年12月10日現在における積み本の冊数だ。想定内だった。
今日買ってきた本もあれば、3年ほど前から積んでいるものもある。それほど歴史があるわけでもない。
そう考えるとそれなりにタワーを崩しているのだろうけど、あまりその実感はない。なぜなら、我が家のタワーは3つに分かれているけれど(小説2つ、新書1つ)、そのどれもがいまにも雪崩を起こしそうだから。
個人的には幻冬舎文庫がくせもので、積読タワーブレイカーと勝手に命名している。創刊された当時から思っていた。なぜ君はすこし小さいのか。(読むときは持ちやすくてよいのだけど)
なんとなく、100冊の大台は阻止したいと思っている。
大丈夫、まだ半分すぎたところだ。
子どものころからたぶんオタクで、いまもたぶんオタクだけど、パッション迸る二次創作を投下し続けたり、なにかの作品に熱狂的になってグッズをコンプしたり、誰かのライブでツアーコンプしたり、公式よりも詳しいブログを管理したり、というようなこととは無縁で、なんだかいつものらりくらりと原作を舐め回して満足している。
そもそも買い物が苦手だし、情報を集めるのも得意ではないし、なによりその熱量に乏しい。
そんななかで、本を買うことだけは嬉々としてやる。買うのをためらうことは稀だ。
たまに例外もある。
読むことも、読んだ感想を言葉にまとめるのも、とてもゆっくりなので、読書に向いていないのかもなあと思っていたけれど、わたしはわたしなりに本オタクだったみたいだ。
冊数やジャンルの幅では世に数多いる本の虫たちに到底敵わないけど、すきな気持ちに優劣はない、と思いたい。
こうやってnoteに感想を記録するようになって、すこし読む速度が上がったように思う。
読後感を咀嚼して言葉にすることで、次の本へ進むまでが短くなったから。
言葉にすると、言葉にならなかったものが零れ落ちてしまうのだろうけど、それを寂しく感じたならそのときはまた読み返して、初読の感覚を、よそのおうちから漂ってくるカレーの香りのように感じればいいんじゃないかな。
なんにせよ、楽しいことなんだから、堅苦しくなるのはもったいない。
今年まだあとひとつくらいは感想書けるかな。
書きたいな。