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Photo by
cosmoakumo
振り出しにもどりたがるひと
またまた小僧の話である。とある会議があって、場所の都合で時間が来てしまったので野外で電話で入っていた。ビジネスマンが行きかう繁華街である。
思いのほか”ロスタイム”の議論が白熱して30分は経過したであろうときに、ファシリテーターがまとめに入った。その時である。今まで借りてきた猫のように静かだった、小僧が口火を切った。
「あのぉ、確認してもいいでしょうか?AをBするという認識でOK?」
ここですんなりYesなら会議は終わるのだが、Yesには議論を重ねてようやくほかの参加者が合意したというファシリテーターの思い通りにいかなかった体験談や思いが含まれており一筋縄ではいかない返しをした。
「ぼくが思うに…」
今その話蒸し返す?えっと、議論に入ってこなかったくせに終わってからぼくの意見言い出さないでくれる?っていうかあたし外にいて立っててさっきから民間の警備会社の警備員さん3回ほど見に来ててウインクしてごめんねっていう意味示して去ってもらってるんだけど、まとまりそうなときに蒸し返したおまえの意見聞かなきゃいけないんだっけ?
da capo を会議でするひとはじめてあったわー