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wecolla
目の前のニーズに応える
私は、約1000人ほどの技能実習生が暮らしている地域に住んでいます。
地元の図書館では、多文化共生の取組が活発に行われており、私もその活動を担う一員です。
地元の図書館で4年前に始まった「にほんご教室」。
無料で在住外国人に日本語を勉強する場を提供しています。その立ち上げと継続の成功の裏には、外国人の努力を支えたいという強い思いの元、忍耐強く、参加者が少ない中でも、その活動を守り続けてきた方たちがいる。
その方のうちの1人は、図書館で働いている方だ。とてもフレンドリーで心が温かい人であり、常に熱く、外国人の方のいろんなニーズにこたえようと新しいことにどんどん挑戦している。
最近では、「JLPTの勉強がしたい」という声をきいて、週に1度、夜の7時~9時に、JLPT対策ができる「にほんごサロン」を始められた
これまで非常に多くの外国人と触れてきて活動してきた、そんな方のある一言が心に残った
「目の前のニーズに応えることがとても大切」
この言葉に、ハッとさせられた。社会を変えたい、社会をどうにかしたいという、聞きなれた言葉があるが、目の前のニーズに応えられなくて、社会のニーズに応えることはできるだろうか。
それは国籍・年齢・性別関係ない。
目の前の人が、その人自身の成長のためにこういうことやりたいと言っているのであれば、そのニーズに応えるべきだ。
そんな人が増えた暁には、外国人・日本人がお互い助け合う社会になるんじゃないだろうか
そして私はそのイニシアティブを取れるように、小さいところからでも活動していきたいと思う