「高等魔術の教理と祭儀 教理篇」エリファス・レヴィ

その代りに、ひとりの人間にたいしてなされた不正は、もし償われない場合には、民族全体の、また社会全体の破滅をも惹き起こしかねない、いや惹き起こすはずである。これは血の叫びと呼ばれるものである、それというのもあらゆる不正の根底には殺人の芽があるからだ。 この連帯性の恐ろしい法則の故にキリスト教は加害への容赦と和解をこうも奨励するのである。赦すことなく死ぬものは短剣を携えて永遠の中に身を投じ、永遠の殺戮の恐怖に身をゆだねる。(、、)


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ダビデの詩
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