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詩
命のなさ
いのち いのち いのち
あくまで見逃さないように
擦り切れたもの
手に入れたものが瓦礫と化すなんて判っているから
いのちのニセモノ
もとめていたものはわかった
あとはやさしさのもんだい がむずかしさを産む
と失効
主と子と街
音を聞かせて
思い込み 幻想 抽象空間
頼らなければいけない文法
実 苦 実 真 命
打たれた俳句
やもめや未亡人
(墜)生命文法
いや、それでも貴方のおかげだった
新しい命
透かして
僕が救われてナイカラ
(貴方のそのよろこばしい顔はこの瞬間には手で隠しときます)
・・・
その光輝に消える文
なんだってんだ新しきそのくには
すべてを溶かし流し去る
地の塩
むずいって、徒は!
あなたのなすまま まま
ぼくの作為でした
でもこころです
慰め合いましょう
どこかで
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