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やはり、エセ同和による行政対象暴力を窺わせる情報がありました【津市相生町自治会長事件】

テレビ朝日
なぜ? 自治会長が市職員に犬の散歩や掃除を… [2021/03/05 19:37]
津市で、町の自治会長の男が自分の犬の散歩や掃除、車の洗車などを市の職員にさせてきた実態が明らかになりました。いびつな関係に陥った職員らが驚きの証言です。
 津市で地域の自治会長を務めている田辺哲司容疑者(60)。
 町の掲示板の設置工事を巡り、市の補助金13万円をだまし取った疑いが持たれています。
 この工事は、市内の塗装業者が受注したとされていますが、現役の市職員は、自分が工事をしたと証言します。
 田辺容疑者とは飲食をともにする間柄だったという職員。
 その工事が行われたのは、職員の勤務時間中…。断ることはできなかったのでしょうか。
 「掲示板工事をした」と話す現役の市職員:「やっぱり圧力みたいな。他の職員が怒られたり謝罪するところを何度か見たことがあるので。実際(自分も)3、4回、坊主にした。土下座とか」
 この問題に関し、市が行った調査で自治会長と市職員とのいびつな関係が浮かび上がってきました。
 自治会長である田辺容疑者が市の職員に対し、犬の散歩や自宅周辺の掃除、病院の予約や通院時の送迎などをさせていたというのです。
市職員を、まるで私物化していた田辺容疑者。
ある市議は、田辺容疑者のこんな言葉を聞いたといいます。
津市・桂三発市議:「『公務員は好きで公務員になったんだから、市民のために働けと言ったら有無も何も言えない』。それは田辺容疑者が最初に会った時に私に言っていた」
職員のなかには、幹部による田辺容疑者への不適切な対応を訴え、退職した人もいました。
ANNでは元職員が提出した辞職願のコピーを入手。
「本市では市民への公平性、中立性のある職務の遂行が困難であると判断し、公務員としての魅力と職務を全うしていく気力を喪失した」と書かれていました。
さらに、複数の関係者によりますと、田辺容疑者は「自分は市の人事に介入できる」といった趣旨の発言もしていたといいます。
これについて、市長は…。
 津市・前葉泰幸市長:「そういうことはないと私は断言させて頂く」
次々と明らかになる田辺容疑者と市職員の関係の闇。
津市議会は、田辺容疑者を巡る問題について、百条委員会を設置しました。
8日には、市の幹部と田辺容疑者の交際などについて審議される見通しです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000209010.html
引用以上

このニュースを見たとき、ピンときました。
テレビのワイドショーでは、被疑者の行政への介入等について「原因は公表できないこともある」なんてこと言ってましたが、反社チェック実務に携わる人間であれば、原因は「標榜ゴロ」による「行政対象暴力」ではないかと疑念を抱くはずです。
疑念を抱くことのない人は、反社チェックや暴力団排除についてのセンスがない人だと考えます。
ただ、私の業界経験では、反社チェック用のデータベース提供サービス会社の情報収集担当者や経営者であっても、この手の情報にピン!と来て、情報収集のできる人材は、ほんの一握りしかいないし、そういう感性を大切だと思っていない経営者がいるのも少なくないのが真実です。

被疑者のやっていることは、市職員や市議会議員による強要事件で、その概要から「行政対象暴力」であることは間違いなく、暴力団や標榜ゴロという属性要件に該当しなくとも、行為要件に基づいて、反社会的勢力に見做すべき人物と言って間違いないと考えます。
反社チェックサービスを導入する際に、提供会社の良し悪し、データベースの充実度をチェックするとき、こういう事件の関係者がデータベースに登録されているか否かをチェックすることも大切なことだと考えます。

私が、この事件の被疑者を行為要件に該当する反社会的勢力であると判断した情報が、示現舎合同会社という出版社の告発(詳細はリンク先の同社ウェブサイトをご覧ください。)がインターネット検索で確認したからです。

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