堕落宅浪生

反世俗的かつ世俗的、自由という名の不自由。

堕落宅浪生

反世俗的かつ世俗的、自由という名の不自由。

最近の記事

創作って多趣味の人間にピッタリなのではないか?

将来、自分は何で食っていくのか、職業について日々思考を巡らす浪人生(勉強してください)が抱えるジレンマとその打開策について。 私は物語を考えることが好きだ。 自分が創作したもので食っていくことができたら幸せであろう。 だから創作者を夢見る。自分が考える物語をカタチにしてそれを金にして生きていきたい。がしかし、多趣味で飽き性の私には向いてない仕事のような気もしていた。 漫画家、小説家、画家、映画監督、脚本家、作曲家 などなど 内なる感情を剥き出しにして自己を表現する創作者と

    • きのこ帝国を聴く時、自分の精神状態を振り返る。

      きのこ帝国というバンドがある。 中学2年生の時に、YouTubeにおすすめされた「春と修羅」という曲に衝撃受けそこからのめり込むようにして聴きまくった。正直私はバンドに詳しくないし、音楽性も、専門知識も全くない。調べると、きのこ帝国はシューゲイザーや邦ロックというジャンルに分類されるらしい。まあそんなことはどうでもいい。この記事を見てくれている人はきのこ帝国のファンがほとんどだと思うから。 きのこ帝国の曲の特徴として上げられるのは、 暗い、内省的、哀愁、聴き心地がいい(調性

      • 浪人生、友人関係の変化に戸惑う。

        浪人生にとって、大学生の友達と会うことはメンタル面で非常にリスキーである。自分が手にできなかったキラキラな大学生活を見せられたら、メンタルにどう響くか容易に察しがつくだろう。しかし、私はただの浪人生ではなく堕落した宅浪生なので、誰かと話したい欲を抑えきれず、久しぶりに、この2週間で4人の友達と会った。毎日遊んで、お泊まり会もした、幼馴染とも言える4人。 しかし会った後、私は少し寂しい思いになった。 久しぶりに会った友達は、大学に入って見違えるほど変化し、話についていけなく

        • [実体験を小説チックに] “旧友”と”彼女”

          「生きてる?」 生存確認から始まる、友2人の何ヶ月ぶりかの会話。  音信不通の「旧友」の身を案じる「彼女」の表情が、張り詰めた糸のように強張る。 小刻みに震える人差し指がタイピングをいたずらに妨害し、「彼女」の瞳には憂いと苛立ちが入り混じっていた。 残暑厳しい中、街路樹の蝉は既に己の役目を果たしきったと言わんばかりに意気消沈し、死に遅れた数匹がマンションの階段でのたうち回っている。 無様な彼らには目もくれず、古びた自転車にまたがり古びた図書館まで疾走する、そんな代わり映え

          大学生になったお前へ

          (※お前というのは著者である私に対してです。) この記事を読めているお前は、堕落宅浪生というユーザー名を脱ぎ捨てて無事大学生になったんだろう。おめでとう。第一志望に受かったか? そうか。まあとりあえず大学生になれたんだ!第一志望なのか第五志望なのかはどうでもいい。浪人生である2024年の私がどんな大学生活を期待しているかお前に伝える。大学生活を無駄にするべからず。心して聞け!! 周りの目を気にするな 小中高とお前は周りに合わせすぎた。 連れションしたり、どーでもいい陰

          大学生になったお前へ

          白いキャンバスに萎縮する。

          昔から絵を描くことが好きだった。 一人っ子で両親共働きだったのもあり、幼少期はよく1人で絵を描いていた。 保育園に行っても、親に連れられて図書館に行っても、夕飯の前後も、授業中でも、テスト中でも、多分暇さえあれば絵を描いていたと思う。 小学生の時はイラスト漫画クラブに入ってちょっとした漫画を描き、友達の家がやってる絵画教室で絵を描き、クラスでは多分一番上手だと自負してた。 その頃は、難しいことは考えずただ欲求のまま想像力が突き動かすままに、無心で描いてた。すごく楽しかった。

          白いキャンバスに萎縮する。

          創作者だけじゃない。「ルックバック」に泣ける人

          2024年11月8日 遂にAmazonプライムで映画「ルックバック」が配信開始された。 わたしは2度映画館で見たので今日の視聴は3度目になる。 なぜこんなに何度も見たくなるのか、 私はルックバックに何を求めるのか。 初めてルックバックを知ったのは今年の6月ごろだった。 YouTubeに映画ルックバックの予告動画をおすすめされ、内容というより劇伴の「Light song」に惚れて興味を持ったのが最初の出会い。 書店で原作を購入して、読んだ。 最初の感想は 「んー、こん

          創作者だけじゃない。「ルックバック」に泣ける人

          BANANA FISH/アッシュの救済

          11/7 アニメバナナフィッシュを見た。 抱えきれないほどの 絶望と 重圧と 期待と 自責の念を いっぺんに背負うアッシュの人生と最期を想うと、涙なんて止めようもない。 大切な仲間がどんどん死んでいく日々。 自衛のため、仲間のためにたくさんの人を殺す日々。 自分の残虐さに絶望する日々。 ゲス野郎どもにレイプされ続けた過去。 ボスとして統率する重圧と責任。 アッシュの人生はまさに暗黒だった。 真っ暗闇の中 誰かに頼ることもできず、もがき続けていた。 そこに現れた一縷の光

          BANANA FISH/アッシュの救済

          堕落宅浪生のらくがき

          人生ではじめて風景を描いてみた。 消失点というものを学んだ。 明日には黒歴史になってるだろう。

          堕落宅浪生のらくがき

          性格診断やーめたっ

          MBTI診断やエニアグラムに一時期ハマっていました。 しかし、もう調べるのも考えるのも自分がどんなタイプか他人に言うのもやめました。 なぜハマったのか「なぜMBTI診断をしているのですか?」 と聞かれたら、 「新たな自分の一面を知ることができるからです。自己理解につながります。」 と答える人がいます。 私もそうだとおもっていました。 うわべではそういっているけれど、 私の場合、根本的には違う理由だと気づきました。 以下は全て私の場合です。 性格診断が好きな人は気分を害され

          性格診断やーめたっ

          エニアグラムから考察する家族のバランス

          とか書いちゃってるけど、考察なんて大それた難しいことはできないので思ったことを適当に書く。 まず、家族のエニアグラムと性格と(職業) 父:5w4、549、穏やか、知的、こだわり強い。(芸術家) 母:6w5、629、メンヘラ、繊細、我が強い。(公務員) 私:7w8、739、楽観的、明るい、面白いことが好き。(学生) 両親だけの組み合わせだと静かそうで主張が少ない家族のように見える。 そんな中、うるさい私が生まれてしまった。 いや、生まざるを得なかったのかもしれない。 平穏

          エニアグラムから考察する家族のバランス

          夢の更新

          「何者かになりたい」 「歴史に名を残したい」 「特別になりたい」 「平凡な人生のまま誰にも知られることなく有象無象として死ぬのは嫌だ」 物心ついた時からこう考えていた。 しかし、これらは全て非常に低レベルな承認欲求にすぎないことを知った。 はっとした。 もしも、自分がそう夢見て成し遂げた”偉業”に対して周りがすごく褒めてくれたとしたら私は慢心するだろう。私はすごい、他の人よりできる人間、特別、才能があると。しかし、その”偉業”とやらが本当はすごく陳腐なものだったとしたら?

          駄弁のはじまり

          浪人の、ただの現実逃避です。 来年には現実逃避ではなくなっているでしょうか? 黒歴史を増やしていく背徳感と高揚感は何者にも代え難い蜜の味がします。

          駄弁のはじまり