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生殺与奪の権を他人に握らせるな
タイトルとなったセリフは「鬼滅の刃」の冒頭で、富岡義勇がまだ無力であった主人公に投げかけた言葉です。
このあと主人公・竈門炭治郎は艱難辛苦を乗り越え物語は展開していくわけですが、私はこのセリフが一番印象に残りました。
日本は平和でとても良い国だと思いますが、あまりに平和ボケしすぎやしないかと思うことが多々あります。スマホを見ながら横断歩道を渡っている人、ワクチンの接種すら自分で決められない人、本当に大丈夫なのか?と思ってしまいます。
横断歩道を渡っている時に池袋プリウスが突っ込んできたら? 生殺与奪の権を放棄しているとか思えません。ワクチンも判断を間違えば生死に関わる可能性がある大事な決断です。
以前にも書いたように私は反ワクチンではありません。メリットがリスクを上回ると感じた方はどんどん打って欲しいです。なるべくニュートラルに学習していきたいと考えているので、どちらの意見も積極的に読むようにしていますが、ここでも思考を放棄した意見が大変多く感じます。
思考を放棄した人は拠り所となる情報を盲信し、神格化さえしてしまいます。やや反ワクチン派にこの傾向が強くありますが、推進派にも同様な方がいて、非常に攻撃的な事を書き込むように見受けられます。
現在80才を超える年齢の方は戦争を経験しておられますが、それ以下の方にとってこのコロナ禍は人生で経験した一番の危機になるはずです。仕事上医療関係者と話す機会が多いのですが、収束まであと数年かかるだろうというのが大方の意見と感じています。
繰り返しになりますが、生殺与奪の権は自分で握りしめてください。国が推奨しているから、大手製薬会社が作っているからといっても、今回は特例承認で少なくとも製薬会社は一切の責任を取りません。国も恐らく同意書を盾に同様の態度に出ると思われます。考えすぎなんて事はないくらい大事なことです。