
難解な情報を理解しやすい形で解説してもらうプロンプト
こんにちは、住宅ジャンルが専門のSEOライター・ホリカワダットです。
執筆する前に情報収集をしていると、難解なソースに出会うことがありますよね。そんなとき、どうしていますか?スルー?頑張って読む?
じつは今日、興味深いけど理解が難しいニュースを見つけました。
内容を読むと、思っていたことと現実が違い驚きました。どうやら、再生可能エネルギーの導入が進むと、コストが増えるらしいのです。そうなると、電気代も上がる……?
え?太陽光発電とか蓄電池とかが普及したら、電気代が下がるのでは?もしかして、太陽光発電パネルの製造コストの関係?
—— と、イマイチこのニュースを理解できなかったので、薄学者の強いミカタ《chatGPT》に解説してもらいました。
難解な情報を見つけたら、放置せずに生成AIに聞いてみよう
まず、生成AIに解説してもらうニュースの内容から、ご紹介させてください。既出のニュースには、以下のことが書かれていました。
太陽光や風力など天候などによって発電量が変わる再生エネの導入が進むと、火力発電の出力を抑制したり揚水発電を利用したりするコストが発生する。試算は再生エネが発電設備に占める割合を4、5、6割の3ケースで実施。導入量が増えるとコストも上昇するため、6割のケースが最も高くなる。
これに対して、国際環境経済研究所理事の竹内先生がNEWS PICKSで以下のように解説されていました。
この資料の肝は、再エネの比率が50%を超えると、安定供給のためのコストが膨らむので、太陽光は原子力よりも高くなるという点でしょう。
これは皆さんには違和感があるところかもしれませんが、例えば太陽光と蓄電池を大量導入したカリフォルニア州は、この10年で電気代が2倍に膨らみ、いまやハワイを除き全米1電気代が高くなっています(テキサス州のほぼ2倍)し、豪州でもそうした傾向は確認されています。
なるほど、どうやら再エネの導入が進むと安定供給のためのコストが膨らむようで、結果的に電気代が高くなってしまうケースがあると —— 。
理解しやすい《会話形式》で解説してもらうプロンプト
何となくまだフワッとしか理解できなかったので、chatGPT 4oに以下のように聞いてみました。
「再エネの比率が50%を超えると、安定供給のためのコストが膨らむので、太陽光は原子力よりも高くなる」とはどういう意味でしょうか?以下の登場人物の会話形式で回答してください。
#登場人物:
女子高生:質問者。好奇心があり、直感的に物事を考える。該当トピックの基礎知識はゼロ。
先生:回答者。かみ砕いてわかりやすく解説することに定評がある。
回答は以下のとおりでした。
女子高生:「先生~、なんかニュースで『再エネの比率が50%を超えると、安定供給のためのコストが膨らむから、太陽光は原子力よりも高くなる』って言ってたんですけど、これどういう意味ですか? 再エネって地球に優しいし安そうじゃないですか?」
先生:「いい質問だね!確かに再生可能エネルギー(再エネ)って、地球に優しくて燃料も使わないから、安そうに聞こえるよね。でもね、"再エネが50%を超える"ってことは、たくさん太陽光や風力を使うってことなんだ。それに伴って、"安定供給"の問題が出てくるんだよ。」
女子高生:「安定供給?それって、電気がちゃんと使えるってことですか?」
先生:「その通り!電気って、必要なときにいつでも供給されないと困るよね?例えば、真夏の暑い日に『エアコン動かない!』なんてことが起きたら、めっちゃ困るでしょ?」
女子高生:「うわ、それ絶対ムリ……。で、それが再エネとどう関係あるんですか?」
先生:「再エネ、特に太陽光や風力って、自然に頼って発電するから"不安定"なんだよ。例えば太陽光発電だと、晴れた日はたくさん発電できるけど、夜や曇りの日は発電できない。風力も風が吹かないと発電できないんだ。」
女子高生:「あー、天気任せってことか……。でも、それなら電気が足りない分を他の発電所で補えばよくないですか?」
先生:「鋭いね!その通りで、不足する分を補うために火力発電や原子力発電を待機させたり、すぐ動ける状態にしておくんだ。でもね、これが高くつくんだよ。」
女子高生:「なんで?待機するだけなら、そんなにお金かからなさそうですけど……。」
先生:「実は、発電所を動かさなくても"維持費"や"準備費用"がかかるんだよ。例えば、火力発電所を止めていても、必要なときにすぐ動けるようにしておかなきゃいけないから、スタッフも機械の整備も必要。それに、バッテリーで電気を蓄える方法もあるけど、大量の電気を貯めるには高額な蓄電池が必要になる。」
女子高生:「なるほど……。再エネが増えたら、天気が悪いときのために色々準備しなきゃいけないから、そのコストがかかるんですね?」
先生:「その通り!再エネが"50%を超える"くらい大量に使われるようになると、こうしたバックアップのコストや調整費用が膨らんでしまうんだ。結果的に、太陽光発電の費用も合わせると、原子力発電のほうが安くなってしまうことがあるんだよ。」
女子高生:「えー!地球に優しいだけじゃダメなんだ……。使うためには"安定して供給する"ことも考えなきゃいけないんですね。」
先生:「そうそう!電気は生活に欠かせないものだから、いつでも使える"安定供給"が大事なんだ。再エネは素晴らしいけど、"不安定さ"をカバーするための仕組みやお金が必要になる。それが、この話のポイントだね。」
女子高生:「勉強になりました!環境のことも、安定のことも、バランスが大事なんですね。」
先生:「その通り!知識を増やして、未来のエネルギーについてもっと考えていこうね。」
どうでしょうか?会話形式のよいところは、回答がストーリー仕立てになるところですよね。段階的に理解しやすいです。
質問者を「女子高生」とか「男子中学生」みたいに指定することで、その年代に理解しやすい形で出力の調整もおこなわれます。
取り急ぎGPTも作ってみましたので、プロンプトの入力が面倒な方は、以下から試してみてください。たとえば「ペロブスカイト」とか入力してもらうと、会話形式で解説してくれますよ。
海外の英語の記事をぶち込んでもらうのも、ありですよ。
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