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NotebookLMを使って、SEOライティングのリサーチを効率化する方法

こんにちは、住宅ジャンルが専門のSEOライター・ホリカワダットです。

生成AIが誕生したとは言え、会社の公式ブログやコラムにそのまま使えるような品質の記事は、まだ生成できないですよね。中央値のような文章ですから、仕方ありません。

とは言え、自分の《中央値以下の能力》を補ってもらったり《単純なルーチン作業》をこなしてもらったりするには、生成AIは最高のパートナーです。

ライターの場合、生成AIによってリサーチを効率化できます。今回は、《GoogleのNotebookLMを使ってリサーチを効率化する方法》をご紹介します。

NotebookLMに検索結果の上位サイトを追加

まずは、Googleの《NotebookLM》にアクセスして、新しいNotebookを作成します。

次に、作成したNotebookの《ソース》に、ターゲットとなるキーワードの検索結果の上位10記事程度を追加します。

ソースは、いろいろなものを追加できます。たとえば、こんなソースです。

  • Googleドキュメント

  • Googleスライド

  • ウェブサイト

  • YouTube

  • テキスト

今回は「ウェブサイト」を選んで、上位にランクインしているサイトのURLを貼り付けます。

重要なトピックを洗い出す

ソースを入力し終わったら、早速リーサーチしていきます。

まずは、重要なトピックを洗い出します。たとえば、チャットの入力欄に「過半のソースに共通するトピックを教えてください」と入力すると、頻出するトピックを出力してくれます。

参考まで「省エネ基準とは」の上位10記事をソースとして「過半のソースに共通するトピック」を出力してもらいました。

結果は、以下のとおりです。

ソース中の記述によると、過半数のソースに共通するトピックは、「省エネ基準」についてです。

特に、多くのソースが、 住宅および非住宅建築物の省エネ基準省エネ基準の算定方法省エネ基準の歴史2025年に予定されている省エネ基準適合義務化について解説しています。

具体的には、以下の点が挙げられます。

省エネ基準の目的: 地球温暖化対策や二酸化炭素排出量削減のため、住宅や建築物の省エネ性能を高めることを目的としています。

省エネ基準の内容: 住宅や建築物の断熱性能、気密性能、設備の効率化など、様々な項目に関する基準が定められています。

省エネ基準の算定方法: 外皮性能(UA値、ηAC値など)や一次エネルギー消費量(BEI)といった指標を用いて評価されます。

省エネ基準の歴史: 1980年に初めて制定され、その後、数回の改正を経て、時代に合わせて強化されてきました。

2025年の省エネ基準義務化: 2025年4月以降に着工するすべての新築建築物に対して、省エネ基準への適合が義務化される予定です。

これらの情報に加えて、一部のソースでは、ZEH住宅長期優良住宅太陽光発電など、省エネ基準に関連する具体的な住宅性能や設備についても言及されています。

NotebookLM

上述のトピックは、「省エネ基準とは」の検索結果の上位に表示されるサイトの過半数が言及しているようです。重要なトピックと判断できますので、構成に入れるべきでしょう。

NotebookLMで各トピックの詳細もリサーチする

構成が完成したら、各トピックの詳細もリサーチします。NotebookLMに質問してみましょう。

たとえば、NotebookLMが今回出力してくれたトピックを使う場合は、以下のような質問を投げかけます。

  • 省エネ基準の目的は?

  • 省エネ基準の内容は?

  • 省エネ基準の算定方法は?

  • 省エネ基準の歴史を教えてください

  • 2025年の省エネ基準義務化について教えてください

上述の質問にも、NotebookLMがソースを参照して回答してくれますので、執筆に必要な情報をメモしておきます。

NotebookLMを使ったリサーチが完了する頃には、テーマの概要や要点が頭に入っていると思います。あとは、足りない情報を追加のリサーチで補い、執筆に臨みます。

これで、ずいぶんリサーチを効率化できるようになりました。生成AI様々です。

NotebookLMを使ったリサーチの弱点

NotebookLMを使ったリサーチには、弱点もあります。いいことばかりではありません。

たとえば、検索結果の上位サイトの記事に載っている情報がイマイチなら、NotebookLMが生成する情報もイマイチなものになります。いまいちな記事をソースにしているのですから、それはそうなります。

そういうときは、PerplexityとかGensparkあたりを使ったほうがいいかもしれません。

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「イマイチな記事」の典型例は、情報が間違っている記事です。テーマによっては、普通にあります。

SEO記事は、上位の記事を参考にして書くケースが多いですよね。だから、元記事の情報が間違っていると、他の記事も間違った情報を載せてしまうのです。

上位のサイトの情報をうのみにせず、ちゃんと自分で裏取りしておきたいですね。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。今後もお役に立ちそうな情報を発信できるように頑張ります。スキ(♡)で応援していただけると嬉しいです。フォローは、もっと嬉しいです。

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