NotebookLMを使って、SEOライティングのリサーチを効率化する方法
こんにちは、住宅ジャンルが専門のSEOライター・ホリカワダットです。
生成AIが誕生したとは言え、会社の公式ブログやコラムにそのまま使えるような品質の記事は、まだ生成できないですよね。中央値のような文章ですから、仕方ありません。
とは言え、自分の《中央値以下の能力》を補ってもらったり《単純なルーチン作業》をこなしてもらったりするには、生成AIは最高のパートナーです。
ライターの場合、生成AIによってリサーチを効率化できます。今回は、《GoogleのNotebookLMを使ってリサーチを効率化する方法》をご紹介します。
NotebookLMに検索結果の上位サイトを追加
まずは、Googleの《NotebookLM》にアクセスして、新しいNotebookを作成します。
次に、作成したNotebookの《ソース》に、ターゲットとなるキーワードの検索結果の上位10記事程度を追加します。
ソースは、いろいろなものを追加できます。たとえば、こんなソースです。
Googleドキュメント
Googleスライド
ウェブサイト
YouTube
テキスト
今回は「ウェブサイト」を選んで、上位にランクインしているサイトのURLを貼り付けます。
重要なトピックを洗い出す
ソースを入力し終わったら、早速リーサーチしていきます。
まずは、重要なトピックを洗い出します。たとえば、チャットの入力欄に「過半のソースに共通するトピックを教えてください」と入力すると、頻出するトピックを出力してくれます。
参考まで「省エネ基準とは」の上位10記事をソースとして「過半のソースに共通するトピック」を出力してもらいました。
結果は、以下のとおりです。
上述のトピックは、「省エネ基準とは」の検索結果の上位に表示されるサイトの過半数が言及しているようです。重要なトピックと判断できますので、構成に入れるべきでしょう。
NotebookLMで各トピックの詳細もリサーチする
構成が完成したら、各トピックの詳細もリサーチします。NotebookLMに質問してみましょう。
たとえば、NotebookLMが今回出力してくれたトピックを使う場合は、以下のような質問を投げかけます。
省エネ基準の目的は?
省エネ基準の内容は?
省エネ基準の算定方法は?
省エネ基準の歴史を教えてください
2025年の省エネ基準義務化について教えてください
上述の質問にも、NotebookLMがソースを参照して回答してくれますので、執筆に必要な情報をメモしておきます。
NotebookLMを使ったリサーチが完了する頃には、テーマの概要や要点が頭に入っていると思います。あとは、足りない情報を追加のリサーチで補い、執筆に臨みます。
これで、ずいぶんリサーチを効率化できるようになりました。生成AI様々です。
NotebookLMを使ったリサーチの弱点
NotebookLMを使ったリサーチには、弱点もあります。いいことばかりではありません。
たとえば、検索結果の上位サイトの記事に載っている情報がイマイチなら、NotebookLMが生成する情報もイマイチなものになります。いまいちな記事をソースにしているのですから、それはそうなります。
そういうときは、PerplexityとかGensparkあたりを使ったほうがいいかもしれません。
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「イマイチな記事」の典型例は、情報が間違っている記事です。テーマによっては、普通にあります。
SEO記事は、上位の記事を参考にして書くケースが多いですよね。だから、元記事の情報が間違っていると、他の記事も間違った情報を載せてしまうのです。
上位のサイトの情報をうのみにせず、ちゃんと自分で裏取りしておきたいですね。
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