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- カナダの休日 vol.14【番外編】- インバウンドの"Power"!!



あちこちでインバウンド

今週も日本の話です。

いわゆるインバウンド需要ってすごいっすね。さすがに、新潟の棚田にまでは波及していませんでしたけど。

こういうのってどうしても書きたくなるのですが、テーマは滞在中のインサイト、"変わっていくニッポン"です。いや、1年で激変って訳じゃないですけど、日々過ごしているとそうだっけ?ってことも結構あるじゃないですか。たまに来る人の方が変わった感はピンときたりして。

初めて行った浅草・・・

え、浅草行ったことないのかよ?え、ええ、実はないんです。。。正確には、大昔、ロケでは仲見世とか行った記憶はありますけどね、浅草寺で許可とか取って。観光って目線ではないです。

有名な雷門。昔、天丼の取材とか電気ブランの取材には来たことがありますが。

ここはわかりやすく外国からの観光客でごった返してますね。中国語、英語、他の言葉。どえらく暑い中、手水やったり、煙浴びてご利益ってやったり。本尊の“写真撮影禁止”の注意書きは全無視でしたが、"マナーが"とかピーチクパーチク言っても仕方ない、ご愛嬌でしょう。それと、人力車のお兄さんが単語を駆使しつつコミュ力で頑張ってたのは、イイね!と思いました。

人力車のお兄さん達もコミュ力で“差”はつくと思います。客引きのセンスから始まって

仲見世の売店も英語・中国語の表記を必須にして、もっとインバウンドに寄せればいいのにと思います。品揃えも。一方で、そもそもなぜ外国人観光客は浅草に行きたがるのが、さっぱりわからない。下手したら東京のランドマークみたいになってるけど、そんなにスゴいっけ、ここ?雷門で写真撮りたいのかな。

仲見世、人通り多かったです。通りからすぐのところにある梅園のあわぜんざいは有名ですね

センター街は怖かったけど・・・

渋谷のセンター街は学生の頃から何度も行って、それこそ飲んだりしていましたが、ここ15年、20年と付近へは行ってもストリートを歩くことはありませんでした。私が行くとこじゃないっていう思い込みがね。
が、機会があり恐る恐る行ってみると、ここも外国からの観光客で溢れていてビックリ!パシャパシャ写真撮ってましたよ。彼らにはどういう風に紹介されているんだろうか、街の勢い的にNew downtownとか?

夕方からがセンター街ですね。ちとせ会館とかまだあるんだって、懐かしかったですが、全体的にごちゃごちゃ感がしんどいですね。そういうところなんですが

もっと言ってしまうと、渋谷の街自体がドンドン変わっていってるみたいで、駅周辺はどこをどう歩いてるんだかわからない。去年も一昨年も多少ウロウロはしたハズだし、そもそも35年以上、通ってはいるんだけどな。。。進化、変化は肌で感じないといかんすな。

灼熱のレゴランド・・・

5年ぶりに西へ行きました。新幹線に乗って。レゴランドに行きたいって話が出て。気温36度、37度、キツイですね。シニアにはオススメしません。倒れます。ここでも元気なのは、中国人。ファストパスで、バンバン楽しんでいきます。(レゴランドって季節もあるのかそもそも並んでる人少ないですけどね)

名古屋は出生の地なので、思い入れはあります。もっとも、昔はレゴランドなんてなかったですが
レゴランドはストレスほぼなくアトラクションを楽しめたので、◎。まあ、暑かったですが

スローな街に生きる

ラッシュに遭遇するのはイヤだったので、都心への移動は少し遅めにしました。そうすると、ベッドタウンの今が見えた気がします。そう、街中老人、老人、老人。歩くのはもちろん、バスの乗り降りも、ぜんぶゆっくり。なんかね、街が老いた印象があります。腰曲がったばあちゃんって、都会にもいるんだって驚きました。あと、“今は”心に余裕があるからですけど、ばあさんじいさんのサポートもスッとできて、ちっとは成長したなと思いましたよ。結局何びとも“心の余裕”だなと。

昼間の街はジジババの街です。用があって外出るとき、水分は取ってくれよな、と思います

スローに加えて、街が起きるのが早い。早朝6時前のバスが満員。そして眠るのも早い。21時で店じまい。24時間営業じゃないお店が増えていました。それと渋谷を23時発の急行電車が空いていて、それが信じられない。働き方改革でヒドい酔っぱらいとかぐったりした社畜とか、減ったのかしら。

109の下なんて、20年くらい通っちゃいけない場所だと思って、近づきすらしてませんでしたよ。

鰻、寿司、いやいや・・・

鰻と寿司の写真は "食べたぜ、イエ~イ!"用です。言わば“映え”用。ただ、美味しいのは、こういう時しか食べられない。

よっ!ミシュラン!質の良い鰻はやっぱり全然違います。
言っちゃぁ悪いですけど、外国で食べるSUSHIとは、全く、雲泥の差です。

回転寿司をどうのって言うつもりはないですが、行く時はそれなりのレベルセットで行かないといけません。これも行きたいって話があったので行きました。

スシローなんてすごくて、誰とも会わずに、話さずに食べられます。自動化を徹底しています。(メニューのファミレス化はウンザリしますが)ガストもほぼ話さず食べられます、それがいいのか?は別として。スタッフのリソースはかなり減ってます。しかしクリティカルなことで、手間ひまかけなくなればなるほど、美味しくなくなるってのは感じます。機械で固めたできの悪い酢飯にペランって刺身乗せたのを寿司って言えば、コスパも何も無い。単純に値段相応ってだけです。

コロナで接触機会を減らすことを迫られて、結果、自動化が一気に進みましたね。
なんでも乗せればオッケーみたいな独自の進化。しかし、どこまで行っても、”質は値段に比例する”ってのはあるから、"コスパ"ってのも考え物ですね

心配しなくても年月が経てば変わる

しかし、徐々に徐々に社会が変わっていきます。インバウンド需要もそうだし、テクノロジーで便利になっていくのも、そうだし。なんと言っても高齢化社会だから、年寄りには優しい。ビックリしたのが、バスとか電車をタダとか割引で乗れるって言ってました。どんだけ手厚いんだよって。もらうもんもらってんだし。その分、たくさん消費して、経済に貢献してくれよなって言ってきました。あるものは全部使い切っちゃってくれって。

そうそう、手持ち扇風機も冷たい首輪も市民権を得ましたね。(私は時代に対応できず扇子ですが) スーツのジャケットも長袖のYシャツも夏場は禁止にすればいいのにって思います。

ちなみに、食べたもので一番美味しかったのは、かあちゃんのメシです。これは変わらない。あと何年食べられるかわかりませんが、結局これに敵うものはないのです。

しばらくのお別れかと思うと、ちょっと、、、センチメンタルになりました。結局良いところですから


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