- カナダの日常 vol.19- アウトドアの季節!!
サマー到来!
カナダでのハイキングを紹介してから1年。今年もハイキング/トレッキングのシーズンがやってきました。ランニングとは異なる自然体験がありますし、おおよそどのハイキングもなにがしかの景色に心が満たされます。しかし1年経っても文章の安っぽさは変わってませんね、私、嫌いじゃないけど。。。
ハイキング その1 油断編
さあ、いってみましょう。まずはグラウスマウンテンという山です。小学校の遠足で行くくらいの山なので、楽ちんでしょう、と高を括っていました。(実際、小学生は往復ロープウェイだったそうですが)
実はこのコース、結構キツいんです。勾配が見る見るうちに、急になって激坂に。ハイキングから登山の様相に。普段ランニングしているとは言え、お尻周りの筋肉がピリッピリッと良い刺激です。翌日もれなく筋肉痛。相手は自然、ハイキングは油断大敵です。
休憩もして、汗も結構かいて、ようやく眺望ポイントまで来ると、登って良かった感に浸れます。誰にも頼まれてないのに、キツいところを登って、満足に酔う、これぞ山登りの醍醐味です。
ハイキング その2 望まない冒険編
もう一つ、ササマット・レイクというこじんまりした湖。周回のトレイル自体は歩きやすかったです。が、少々物足りず、Google Maps上では大したことないと思ったシュガーマウンテン・トレイル(名前がソソる)も欲張った結果・・・これが望まない冒険でした。
シュガー、これがキッツイコースで。トレイル自体もギリギリ獣道ではない、くらいの歩きにくい道で、勾配も急。後半は岩場に次ぐ岩場で、お尻の筋肉に加えて膝にもきます。最後は軽い崖みたいなところも登りました。降りる時は崖は怖かったですし、ショートカットを企てて、無駄にタフな道を進まざるを得なくて、全身クタクタに。
登山の大変さと眺望のバランスは正直悪かったですが、こういうこともあります。そんなに人が来ないところは、トレイルの整備も微妙で、死なないように自分で気をつけて楽しんでよって感じです。
そんな当たり外れがあるにも関わらず、また行ったことないコースへ行くんだと思います。もう次探してますし。繰り返しですが、キツいところを登って、眺望ポイントで"登って良かった感"に浸りたいんです。人間特有の達成欲です。
アウトドアには憧れる
レイクで楽しむ人もそうですし、春に行ったバンクーバー島で楽しむ人もそうでしょうし、カナディアン達のアウトドアの楽しみ方、身近さは、改めてちょっと憧れます。ちょっとだけですが。
実際、駐車場でシュコシュコとボードに空気入れたり、タープ組み立てたり、準備や後片付けを一人でやってるお父さんをみると、めんどくせーなって。あと、年に数回も使わないバカでかいのどこに置いておくんだよ、とかね。
その点日本だと、1回使い切りとか気の利いたサイズで、あるいは手ぶらでオッケー、帰りもあと全部やっときます的な、消費者の気持ちを汲んでくれるサービスがたぶんあるだろうから、やっぱりいいですよね。
って、こんな発想の時点で、本質的にはアウトドアに向いてない気がしますが。
装備・グッズも充実させたい
夏+天気が良い→ビーチで1日チル&ウォーターアクティビティの感覚がね、私にはないので、この人たちはこれが楽しいんだろうなと思います。そもそも気候が違うって言ったらそれまでですが。そりゃ、夏+天気が良い→気温35度&湿度75%がデフォルトだと、クーラーの効いた部屋でそうめんでしょ、ってなります。外なんかにわざわざ行かないし。
いずれにしても、アウトドアのアクティビティにもっとトライしてみたいって気持ちは変わりません。しばらく気候的には気軽にアウトドアが楽しめます、というお話でした。私はまあまあパツパツなのですが。。。