JAWS FESTA 2019 SAPPORO 基調講演に登壇します
AWSは2009年から使ってます。気がつけば、もう10年です。
自分が今こうして、生まれ故郷の北海道で個人事業主として、また、半農半ITエンジニアとして、本当に楽しい仕事しかしていないのは、AWSがあったからこそ、です。
この10年の間に、本当にいろんなことがありました。AWSを使い始めたころはまさしくクラウド草創期でしたが、当時のことはブログに書いたり、勉強会で喋ったり、雑誌に記事を書いたりしています。
その後、東京から「クラウド移住」して北海道に帰ってきて、長らく「リモート社員」として仕事をしていました。
そこから色々あって、アグリテックスタートアップの道に飛び込みました。
でも、農業の現場のことをガチで学びたくて、農業研修を受けるためにフリーランスになって、昼は農業、夜はIT仕事の過酷な日々を過ごしました。
その後、運命的な出会い?から、またもやアグリテックスタートアップにジョインしました。
そこでも色々経験して、一旦会社を出たものの、今でも外部スタッフとして相変わらず開発はバシバシやっていて、AWSもガンガン使っていて、プライベートでも当別町に移住して自分の畑を持って、教育事業もやりはじめて、自宅勤務から事務所を持つようになって・・・おかげさまで楽しい人たちに囲まれ、楽しいお仕事もたくさん頂戴しています。
つくづく自分は今、良いところに居させてもらっているな、と感じています。
でも、この10年を振り返ってみると、決して順風満帆だったわけではなく、ほぼ嵐の中だったような気がします。進むべき道を見失いそうになったことは、もう数しれません。数多くの失敗をして、回り道もたくさんして来ました。
でも、一人のエンジニアとして「立とう」とした時に、AWSがあったから、そして、ユーザーグループであるJAWS-UGがあったからこそ、今があるように思います。
今回、基調講演の依頼をいただいた時に、もっとふさわしい方がたくさんいるだろうに、なぜ私が?という思いもありました。でも、クラウド、農業、地方、リモート、スタートアップ、独立・・ この辺のキーワードを軸に、ここ10年間お経験してきた話をすることで、AWSとJAWS-UGに恩返しをしようと考えました。
内容は基本的にエモいです。ゲストも呼びます。テクニカルな話は一切しません。別のセッションで聞いてください(笑)
エンジニアじゃなくても、ましてやIT系じゃなくても、話を聴いてくれた人の背中をちょっとでも押せるような話ができたらいいな、と思ってます。
雲の向こうは、いつも青空
There is always light behind the clouds.
-- Louisa May Alcott
では会場でお会いしましょう!