阿呂 万太郎のロウリュ講座
どーも三度の飯よりロウリュが大好き。阿呂 万太郎(あろまんたろう)です。
サウナでは写真が撮れないそうなので、ビル街から失礼します。
(撮ろうとしたら怒られる以前にレンズが曇ってしまいました…ﾄﾎﾎ)
皆さんはロウリュ好きですか？えっロウリュを知らない？
もしかして世のサウナブームに乗らねばとサウナに行って水風呂にもろくに入れず、よくわからないけど「ととのったー」って言って通ぶってるタイプの人ですか？
…すみません。僕はサウナが好きすぎて、サウナレベルが低い人に強く言葉を使ってしまう癖がありまして…。失敬失敬。
今日はサウナ上がりで気分もいいのでロウリュについて教えてあげようと思います。恥ずかしながら既にビールも2杯いっております。
ロウリュというのはサウナ内で熱したサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させる行為のことを指します。
よくレベルの低いサウナーが熱波のことをロウリュって呼んでいたりしますが、蒸気を発生させるまでがロウリュであり、そのあとの熱波などはアウフグースにあたります。よいこの皆さんはきちんと区別して使いましょうね。
ロウリュをするとアロマ水が一気に蒸気に変わり、サウナ室の温度は変わらないものの、体感温度がぐーんと上がります。熱気が上からくるんすよ。背中アッツってなるんです。マジで。さらにアロマの香りがふわーっと広がり、嗅覚も刺激されちゃいます。うーんテクニシャン！！
ロウリュで熱々になって、キンキンの水風呂に入ったら、こりゃもうたまらんですよね。キマっちゃうこと間違いなし。
えっ？行きつけのサウナでロウリュなんて見たことない？確かにロウリュができる設備がないサウナもありますよね。サウナイキタイでロウリュあるところ探してください。
最近は自由なタイミングでロウリュができるセルフロウリュを導入しているお店も増えてきましたよね。すごいところは定期的に機械がロウリュしてくれるオートロウリュがあったりします。
ただ、セルフロウリュができるサウナで皆さんが迷うのが
「セルフロウリュのタイミング」
ですよね。わかりますわかります。
目の前に大好きなアロマ水があるのに、ほかのサウナーに気を使って、結局キマれずじまい…。悲しいけどあるあるです。サウナというのは思いやりから始まり、思いやりで終わる快楽。それゆえにあなたのその考え方は間違っていません。
ただ、そんなあなたにロウリュをさせてあげたい！！ロウリュの化身(リバース)である私がいいことを教えてあげます。
実はサウナ界に「ロウリュいいですか？」と聞かれて、「だめです」っていう人、ほぼいないんですよ。
「そんなことないやろ」って思いましたよね？でも考えてみてください。あなたがサウナで「ロウリュいいですか？」って言われて「だめです」って言えます？言えないですよね？サウナは勝ち負けではないとわかっているのに
なんか負けた気がするし。人間は悲しい生き物です。
なので「ロウリュいいですか？」は発生3フレの無敵技なんです。積極的につかっていいんですよ。もちろん良識の範囲内ですよ。あっついロウリュの先にきっと新しいサウナの世界があるはずです。
さて長々と話してきましたが、もうロウリュしたくなっちゃいましたよね。僕もたまらなくロウリュしたくなっちゃいましたので、ここで失礼します。サウナストーンがジュジュっと鳴いたら僕のことちょっとだけ思い出してくださいね。
