上手くなれる野球審判テクニック【#008】-「感性と感覚」を呼び覚ます効果的方法-
3月になり春の息吹が感じられるようになりました。
と、同時に「球春到来!」です!
僕は3つの審判組織に加入していますので、それぞれが「春の講習会」を開催します。
その目的は・・・
・改正された規則の確認
・メカニクス(審判員の動き方)の変更点の確認 などです。
例年この時期は、前のシーズンからのブランクがあり、シーズン中と違ってすぐにゲームに対応できるわけではありません。
野球審判員として「感性と感覚」をトップスピードまでアップしなければいけません。
「感性と感覚」を呼び覚ます効果的な方法は、「脳と身体」を動かすこと!が一番です。
「脳の動かし」は、その年の「野球規則改正」を基に「ルール」を再確認することが一番です。
今年の野球規則の改正点は12項目ですが、そのうち5項目が「提訴試合(プロテスティングゲーム)」に関連する事柄です。
また「わが国では適用しない」項目もあるので、残り6項目についてしっかりマスターすれば大丈夫です!
また組織によっては「参考書」の様な冊子(全軟連であれば「競技者必携」)を作成、配布しているところがあるので、「審判員のフォーメーション」の変更や、ゼスチャーのポイントなどを改めてマスターすることも必須となります。
「身体の動かし」は、とにかく「動くこと」(笑)
「動くこと」で身体が軋(きし)み、数日後には「筋肉痛」が襲ってきますが、これも今シーズンを乗り越える「試練」と捉えると素直に受け入れられるでしょう。
また視覚から入る情報も脳を刺激する効果も大ですね。
テレビ中継やYoutubuなど、野球関係の映像が多くありますので、上手に活用したいです。
そんな準備をしている最中、3月末に予定されていた「講習会」が、蔓延している感染症のため中止されてしまいました。
当日は我々審判員の講習の為に某大学の野球部が「協力チーム」として参加する予定でしたが、「感染拡大防止」のためにやむを得ず中止の判断がなされました。
野球の試合があっての審判員。
選手、チームがあっての審判員。
今シーズンは、昨年よりも多くの試合が行われることを期待したいです。
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