相手の事をしっかり考えてから
2020年は僕にとって考えることを随分久しぶりに思い出した年だったと言える。いつの間にか目の前にあるものをひたすらサバいていくだけのベルトコンベア方式の生き方になっていた。
それでも仕事は成立するわけだし問題も起こらない。
でも僕の中でくすぶるものがあったのは間違いない。
くすぶってしまっている状態なので燃えているものに惹かれてしまって、いつの間にかサロンメンバーになっていた。
今、映画「えんとつ町のプペル」を通してみんなの心がひとつになって、そこからまたそれぞれが新たな決意をもって歩き始める段階に入っている。
以下は2021年のまーちゃんの第一声。
これを読んでやっぱりまーちゃんはチーム西野で鍛えられてると思った。
まーちゃんが言っているのはハード(デザイン)ありきのソフト(アート)ではなく、ソフト(アート)をしっかり盛り込んだうえでのハード(デザイン)ということだと思っていて、それはBBQ型をしっかり盛り込んだレストラン型という考えにリンクしている。
雑に言ってしまうとソフトは心とか気持ちと置き換えられる。
つまり意訳すると
「使う人の気持ちをこれでもかってほどめちゃくちゃ想像したうえで見た目(クオリティ)も最高のものをつくる」
ということだと僕は理解している。
結局これってまーちゃんの空間づくりの話だけじゃなくて自分たちの仕事や、やろうとしていることに対しても転用できるわけで、ホントに当たり前の事なんだけど今一度いろんなことを他者目線で考え直してみたい。
形だけじゃなくて伝わるもの、これからの時代は特にそういう考え方が必要になってくるとあらためて思った。
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