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【LoL】ブライアーについて考察

はじめに



2023年9月に新チャンプとして「ブライアー」が登場しましたね。
あまりの勝率の低さにホットフィックスが入りましたが、現在はノーマルと高レートで勝率が50%を超え始めたことから、ナーフが入る予定とのことです。

良くも悪くも久々に話題性のあるチャンプが出ましたね。
特筆すべきはHP自然回復が無い事と、「狂乱状態」という能力です。
「狂乱状態」とはどういうことかというと、
最も近くの敵を自動的に追跡して範囲攻撃となったAAを行う
という点です。つまり移動操作ができなくなります。
この降下中には同時にASとMSが上がるものの、LOLにおいて重要な、「左右に振って移動する」などのフェイントができなくなるのでゲームプレイにおいてかなり痛手になります。「狂乱状態」へは2つのスキルで移行できます。
・Wを発動する
・Rを発動する
また、Wの「狂乱状態」は時間経過もしくはEを発動することで解除でき、
Rの場合は対象が死ぬかEを発動する以外では解除できません。
かなりコツが要りそうですね。
では、「狂乱状態」になるEとR以外はどのようなスキルでしょうか。

Q: 指定したユニットに飛びかかる。敵ユニットに飛びかかった場合物理DMとStun(0.85s)、減少ARを付与(5s)する。
物理DM: 60/100/140/180/220 + (80%増加AD)
減少AR: 10/14/18/22/26%
Cost: 現在HP × 6% CD: 13/12/11/10/9s Range: 450

E:最大1秒間のチャージをする。チャージ中は受けるDMが軽減(40%)され呪福の叫び(E)のDMと射程が増加し、0.25秒毎にHPを回復する。このスキルはチャージ中に再発動する、もしくは効果時間終了と共に自動的に再発動する。再発動すると指定方向に叫び声を上げ命中した敵ユニットに魔法DMを与え、Slowを付与する(0.5s,80%)。最大までチャージされていた場合は叫び声を受けた敵ユニットをKnockback(1s)させ、Knockbackによって敵ユニットが地形に衝突した場合は追加魔法DMを与えてKnockbackの代わりにKnockup(0.5s)を付与し、その後Stun(1.5s)を付与する。
回復HP(1tick): [最大HP × 2.5/2.875/3.25/3.625/4%]
最大回復HP: [最大HP × 10/11.5/13/14.5/16%]
最大魔法DM: 80/115/150/185/220 + (100%増加AD) + (100%AP)
追加魔法DM: 140/215/290/365/440 + (240%増加AD) + (240%AP)
合計魔法DM: 220/330/440/550/660 + (340%増加AD) + (340%AP)
Cost: 現在HP × 6% CD: 18s Range: 400

そこまで難しくないスキルですね。

ブライアーのアクションプラン

ロールはジャングルです。
もう1つのサモナースペルはフラッシュかゴーストです。
狂乱状態でもフラッシュは使えるので、基本的にはフラッシが良いと思いますが現メタとしては張り付くのが主体であることからゴーストのようです。
お好みで選択してください。

アイテムはファイター系のゴアドリ、ストライドが主体になります。
アクティブアイテムでパッシブが溜まりますので、上記2つの相性が良いです。

ブライアーはQの対象指定スタンがあるので、ガンク力もそこそこでWやEによる中立処理能力も高く、ドラゴンも狩りやすいです。
周回しながらQガンクを続けていく感じになります。
タイマン性能が高いので、ジャングラー同士の戦闘も強いですが、
逃げる性能は高くないので要注意です。
Wの発動時に少しの距離をブリンクでき、壁抜けが可能です。
<注意!>
1.中立処理・戦闘にはWが必要なので、安易に壁抜けでWを使用しない
2.Wの再使用による回復が無いとジャングルが回れないので必ず使う
3.EのCD中にRを使用すると狂乱状態を解除できないためレベル6以降なるべく使用しない

戦闘はシンプルで、ウルトやQを起点にしてWを実行し、回復・防御でEを使う感じです。E発動が遅いので壁ドンは積極的に狙う必要はないです。狂乱状態は可能な限り継続しつつ、Eでキャンセルする前にWであれば必ず再発動で回復してください。
狂乱状態では基本的にまっすぐ敵に進んでいきますが、フラッシュが使えるのと、Rの強化版狂乱状態であればWで左右にブリンク可能です。ラックスのQなどは回避できます。Rを使った後はEでキャンセルする前に、Wを使用することも頭に入れておきましょう。

対ブライアー

アイテム:時計・エバーフロストによるスネア・回復阻害アイテム
※Rを受けてから時計を使った場合、ブライアーは他のチャンプを狙い始めるので注意

チャンプ:対面ではボリベア・レクサイ・ノクターン
     ボリベアのEやノクターンのEが簡単に当てますね。
     ブライアーは軌道がわかりやすいのでカウンター系スキルに弱い     ので、エコーのWやR、シャコのBOXも容易に決まります。
     また、AA主体になるのでティーモ、ジャックス、ナサス、ラムス     も十分効果的です。

やはりブライアーに対するカウンター要素があるため、弱い状況にはとことん弱いのかもしれません。それを裏付けるように「ノーマル」と「高レートランク」で勝率が高く、「低~中ランク」での勝率はかなり低いようです。
チャンプによるカウンターが取れないノーマルと、マクロや立ち回りが入スキルな高レートではある勝率は少し上がってきているようです。
(個人的には、初期から「弱い」と言われているため、油断していた所をブライアーにキルされキャリーされてしまった、等のケースが含まれていそうな気もしています。)

というわけでひとつ個性のあるチャンピオンですが、はたしてどうなることやら!

ありがとうございました!




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