副業で月に20万円稼げるようになる
複数の案件を自分で回せるようになった時、将来的に独立もしたいと考えていたパンダは、副業で案件を回すことを考え始める。
副業なんてどうやって取ったらいいかわからない。
ただ、前職の広告代理店では新規で営業して仕事を取ってくる経験もあったので、とにかく知り合いのツテを全部当たったり、ビジネスマッチングサービスなどを使いまくることが大事だと思った。
そこで、今までの高校から大学の同級生、インターンで知り合った人など全員にデータ解析の仕事ないですが、と連絡を取った。
すると、高校の同級生が、うちの会社の社長が今まさにデータが大事と言い始めていたところなんだ。という話を聞かせてくれた。
是非、その社長に会わせて欲しいとお願いした。その会社はパンダの地元の会社で年商10億弱の会社だが、先進的で、常に新しいものを学ぼうとしている会社だった。
東京に来るタイミングで、その社長とお会いし、データ解析の重要性についての話が弾み、トントン拍子で仕事を任せてくれることになった。
ただ、初めての仕事なので、「じゃあお金のことだけど」と言われた時に震えて、金額を提示できなかったのは今は良い思い出である。
案件は複数こなしてきたが、じゃあ自分にいくらの価値があるのか、、、それを提示出来るほど自信がなかった。
「えーと・・・・」と詰まっている自分に対して、社長は優しく、「じゃあ時給5000円でどう?それで月40時間くらい働いてくれたら。」
と、当時の自分には破格のオファーを出してくれたのである。
時給5000円ってガチ?
これでなんと月に20万円を稼げるようになったのである。
これで最悪、会社員を辞めてしまっても、この仕事で食べていくことはできるんじゃないか・・・独立にかなり近づいた、本気で頑張るぞ、、、、気合が充実していたことを覚えている。
その会社は、コールセンターを持っていて、車検が切れそうな人に電話を掛けて、車検を取るための整備工場を予約しておく仕事をしていた。
本来、車のディーラーやガソリンスタンドが、車検が切れそうなお客様に連絡をして、整備工場に送客していたのだが、顧客マネジメント(Consumer Relationship Management)が彼らはそこまでうまくなく、その部分を外注していたのだ。
そこでコールセンター業務と、顧客管理システムを提供することで年商10億円弱の会社を作っていたのである。(こんなビジネスあるんだなと非常に面白かった)
そこでコールセンター業務における成約へ影響を与える要因の解析や、社内のデータ解析人材を教育するお仕事を進めていくことになった。
今だったらもっとこうしたり、ああしたり、というバリューが出せるのだが当時の自分はまだ引き出しが狭く、そこまで大きな価値を提供できていなかったと思う。
仕事をくれた社長には今でも本当に感謝している。
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