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【パワポでグラフ】データラベルの見た目を整えてみる
PowerPointを使ってグラフを作成し、データラベルをつけてみたけれど、なんかかっこよくない、もうちょっと見栄えを整えたいなって時もあるかと思います。
そんなときに、私が行っている整え方を数回に分けて整理してみたいと思います。
今回は初級編。
文字の太さや色、サイズなどの変更方法と、データラベルの区切りと行間の調整についてお話ししたいと思います。
データラベルの文字の太さや色、サイズを変更する
まずは、基本となるデータラベルの文字の太さや色、サイズの変更方法を、変更対象が「全部のデータラベル」「1つのデータラベル」「データラベルの中の一つの内容」の3パターンに分けてご紹介します。
↓動画でも説明しています。左下の▶︎で視聴(広告なし)。
❶すべて(系列ごと)の文字の太さや色、サイズを変更する
![](https://assets.st-note.com/img/1730264137-TLkZdn8zYj1f9lhKWJ4cS7Po.png?width=1200)
データラベルをクリックして、上の図のように「薄青丸で4つの角が囲まれている状態」にします。
この状態で、ホームタブなどから文字のフォントやサイズ、色、太文字、下線などなどを変更することで、データラベルもテキストボックスなどと同様に変更することができます。
ただし、系列ごとに変更する必要がある点は、ご留意ください。
❷個別に文字の太さや色、サイズを変更する
![](https://assets.st-note.com/img/1730264529-qbEk3UQYaKzSyPOBTh20nIJg.png?width=1200)
データラベルを1回クリックして「薄青丸で4つの角が囲まれている状態」から、さらにもう1回クリックすると「白い8つの四角マークで囲まれている状態」になります(上図)。
これが、1つのデータラベルだけが選択されている状態です。
この状態で、ホームタブなどから文字のフォントやサイズ、色、太文字、下線などなどを変更することで、データラベルの1つだけの文字フォントやサイズなどなどを変更できます。
特定の数字を強調したいときなどに便利ですね。
❸値と分類名、系列名などで太さや色、サイズを変更する
![](https://assets.st-note.com/img/1730264685-Sejgz5NFun4p2mkMdtGqQYbJ.png?width=1200)
1つ前で説明した「白い8つの四角マークで囲まれている状態」で、内容の1つにマウスカーソルを合わせてクリックすると、データラベルの中の1つの要素が選択された状態になります(上図だと14%が選択されています)。
この状態で、ホームタブなどから文字のフォントやサイズ、色、太文字、下線などなどを変更することで、データラベルの中の1つの内容だけの文字フォントやサイズなどなどを変更できます。
系列名は小さな文字、値は大きな太文字など、内容ごとにメリハリをつけたいときに便利です。
データラベルの区切り、行の間隔を調整する
続いて、データラベルの区切り(分類名と値の間をスペースにするか、開業にするかなど)と、行の間隔(行の行の間の広さ)の修正方法についてご紹介します。
↓動画でも説明しています。左下の▶︎で視聴(広告なし)。
❶値と分類名、系列名などの区切りを変更する
ラベルの内容(値や分類名など)と内容の間をどのように区切るか、カンマ、改行、スペースなど選ぶことができます。
方法は、データラベルを選択した状態で、
右クリック→データラベルの書式設定→ラベルオプションを開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731566426-IVE8os6wXuDdtWQZv0n3e9YB.png?width=1200)
その中にある「区切り文字」の項目にあるプルダウンから、区切り文字を選択することで変更できます。
❷行の間隔を調整する
「行間」の調整は、特に区切り文字で「改行」を選択した場合、行と行の間を狭くしたいなぁとか、もうちょっと間隔をあけたいなぁと感じるときに使います。
方法は、データラベルを選択した状態で、
ホームタブ→段落グループ→行間を開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731566650-TFCOP32vGepmANWE7tnw5Yqd.png?width=1200)
1とか1.5とか2とか、数字を選ぶことで、行間を調整できます。
数字が大きいほど、行間が広くなります。
ちょうどよい間隔にならないときは「行間のオプション」を選択して、もっと細かく調整できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1730268344-su0FBlKzNS9ZckI6PvW7CHaM.png?width=1200)
右下あたりにある「行間」のプルダウンから「固定値」を選び、設定値の数字を変更することで細かく調整できます。
(数字が大きいと間隔が広くなり、小さいと間隔が狭くなります)
小さくしすぎると文字が重なってしまうので、数字を試してちょうどよい間隔に調整してください。
まとめ
今回は初級編として、PowerPointで作成したグラフのデータラベルについて、文字の太さや色、サイズなどの変更方法と、データラベルの区切りと行間の調整についてお話しました。
次回以降で、データラベルの内容と内容の順番の入れ替えや、任意の単位をつけたり、小数点以下を調整したり、百万単位にしたり・・・などなどについても、整理してみたいと思います。
記事についてのご指摘やご質問、こういった内容についても記載して欲しいなどのご要望などがございましたら、下記よりお問い合わせいただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!