ライブ配信番組の失敗から見た、統計学の講師だから言える 問題の切り分けの話
Facebookに配信ができなかった
わたくしが2017年3月から続けている、対談形式のライブ番組があります
「伝えるch.」、読み方は「伝えるチャンネル」、略して「ツタチャン」です。
この日は2022年5月23日。第223回ツタチャンでした。
ツタチャンを始めた当初、2017年は現場から配信していました。
後に新型コロナウィルスの感染対策などでリモートによる連絡・配信が普及してきました。
通常(インターネットブラウザで)Streamyardを使って、Facebookページ、YouTubeチャンネル、Twitterの3か所同時にリモートで配信しています。
リアルタイムで配信したら、そのまま録画を残すので、いつでも何度でも観ることができます。
しかしこの回、対談相手のお客様や、リアルタイムで寄せられたコメントによれば、Facebookでは配信されていないと教えていただきました(ありがとうございます)。
終了後Facebookを確認してみた
YouTubeとTwitterではリアルタイムで配信できていたため、特にYouTubeのチャットではリアルタイムでリアクションをくださり、視聴者のコメントでも番組を盛り上げてくださりました(ありがとうございます・2)。
ちなみに配信中や配信終了直後は、米谷が配信(投稿)本人のためか、Facebookでは配信を観ることができたため、安心していたものの、このように皆さんは観ることができていなかったのでした。
なおFacebookでは、番組終了から約3時間半後に、そのまま(ノー編集で)録画を配信しました。
正常に配信できなかった原因は不明
ここで肝心なのは、なぜFacebookだけ正常にライブ配信ができなかったのか。
たまたまこの1~2日前にライブ配信をしていた仲間がいなかったため、同じ現象の情報を共有することはできませんでした。
また、その前の回(9日前)に、異常はありませんでした。
StreamyardのWebサイトもTwitterも、特に不具合の報告はありませんでした。
告知が重要 ~ 告知用画像・リンク
上にも書きましたが、視聴者の方々からリアルタイムでYouTubeからコメントが寄せられました。
それは次の2つを用意していたからでしょう。
告知用画像を作っている
どこで観ることができるのかリンクを明記している
告知画像には回数も明記しています。
リンクについては、1度のクリック(タップ)ですぐに配信を観ることができる「リンク」として明記するのです。
アカウント名などを検索させたり、手入力させるのは、告知の効果が半減します。
気持ちの持って行き方を考え直した
Facebookで配信できなかった話に戻ります。
このとき、告知し予定していた方法で配信ができなかったことは残念でした。
もしかしたら、Streamyardの配信を一旦止めて、再度(同時)配信をし直すという方法もあったかもしれません。
しかしこの時は、話が既に進行していたこと、またライブ配信やアーカイブの動画が分かれてしまうことを避けようと考えたため、そのままライブ配信を続行しました。
ライブ配信は理想的な方法で配信できませんでした。
しかし次の考え方をするようにしました。
致命的な失敗ではないと判断できたこと
ユーザー側の落ち度が特に無くても、トラブルは起こり得ること
複数の方法で配信すること、告知をすることなど最低限のできることを済ませたという自負があること
そして統計学の考え方が役立つ
ここで役立つのが統計学の考え方です。
それは自分でコントロールできないものに対して、必要以上にコントロールしようとせず、ウマく付き合うと良いということなのです。
こちらの記事に書きました。
これがこの記事の大きなメッセージ。
繰り返しになりますが、頑張っても自分で何ともできない部分は、ウマくあきらめる、折り合いをつけるのです。
もっとも、できる限りのことはするというのも重要ではあります。