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鱗玉スプートニクVol.2 @wedge

モリン児個展「鱗玉スプートニク」は5月に海月文庫さんで開催され、とても評判が良く期間延長や他の場所での開催希望の声も多くありました。
上映時間本編 6分20秒、インターバル映像約3分の10分足らずの内容でしたが、大半の方が4〜5回繰り返し見られる為、滞在時間も1時間近くに及ぶことが多く、海月文庫の玄関には列ができる日もありました。この反響により気を良くした制作者たちは次の展示を計画し、そして普段よりお世話になっている古民家ギャラリーの studio wedgeさんで開催されることになった。

studio wedge さんは何度もイベントの参加でお邪魔している勝手知ったる〜の場所なので造形物の配置場所など悩む事なく、昼でも暗くできる2階の壁面に決まった。
なお、今回は期間中ライブペイントで参加してくれる Empty Nomad
柏木一樹さん神林あいさんの作品も展示される。

Empty Nomad 柏木一樹さん神林あいさんの共作
階段下の白い扉にも映写された。二階のマッピング映像と水面下でリンクしているイメージ
cosmic stripes

モリン児さんは、もともと前回の海月文庫さんのギャラリースペースを意識して造形物をデザインしたので今回のstudio wedge の空間では造形物パーツのレイアウトが大幅に変わってしまった。
壁面の寸法や形が違う上にエアコンが掛かっていたり壁からはみ出したり難儀やけど面白いレイアウトになった。

オブジェクトの配置比較  上:海月文庫のギャラリー 下:wedge 2F

モリン児さんの造形パーツは全くそのまま配置が違うだけで取り付けたが、マッピングの映像において素材は流用するが合成アニメーションは、ほぼ全て組み立て直した。また一部アニメーションも付け加えた。
音楽はそのままノータッチで使用、効果音の部分はもちろんシンクロするように編集した。


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