mHama

フィルムによる映像、ビデオ、CG やデジタル機器を駆使したイメージ、プロジェクションマッピングなど時代と共に変化する映像に魅力を感じ製作してまいりました。 ここでは映像実験作品、写真やイラストで色々な表現を模索し、その過程などを含めた作品の発表の場としたいと思います。

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フィルムによる映像、ビデオ、CG やデジタル機器を駆使したイメージ、プロジェクションマッピングなど時代と共に変化する映像に魅力を感じ製作してまいりました。 ここでは映像実験作品、写真やイラストで色々な表現を模索し、その過程などを含めた作品の発表の場としたいと思います。

マガジン

  • Projection Mapping

    プロジェクションマッピングがどんなものか解ってもらえるのに説明が難しかった当時、2010年頃に実験的に作り始めた。今でもそうですがプロジェクションマッピングと言えば大きな建造物で文化財建築や城郭に映写するのが一般的なイメージです。 機材や携わる人間など大きいものは多大な負担になることから、その方向は難しいと考え室内の壁やプロダクトのオブジェにマッピングする事になった。 とりあえず記録出来ていた映像を概ね年代順に当時を振り返りながらこのアルバムに書き込む事にした。そして私の作品のみならず優れた映像に出会った時はここで紹介させていただこうと思っています。

  • DEEP DREAM

    画像内に顔やパターンを検出するGoogleの画像検索アルゴリズム(オープンソース)を逆方向に実行し画像生成させる専用サイトが”DeepDreamGenerator”という名前で2015年に始まった。https://deepdreamgenerator.com/    DeepDremよりここでは2枚の絵を掛け合わせ摩訶不思議な絵を自動的に生成させ楽しんで見るというマガジンにしたいと思う。 当面認知度のある絵画を使いどのように変化するのか検証しながら最終的にはオリジナルの画像や写真を組み合わせ自身の作品になり得るのか試してみたいと思っている。 (ヘッダの絵は北斎の”神奈川沖浪裏”とモンドリアンの赤・青・黄のコンポジション) Rijksmuseum Amsterdamよりライセンス: CC0(パブリック・ドメイン)

最近の記事

鱗玉ロープウェイ2024

2024年の六甲ミーツアートの作品展示会場になる場所のツアーに参加する事になった。(2024年5月) ロープウェイの六甲山頂駅にある現在休止中の古いロープウェイの機械室はロープのテンションを調整する巨大なホイールをメインに趣のある機械たちが暗い部屋で佇んでいた。 2023年に造形作家モリン児とのコラボ作品の展示を場所を変え3回開催した「鱗玉スプートニク」の続編にあたる「鱗玉ロープウェイ」の構想は、この機械室からインスパイアされた。(原案はモリン児) 六甲ミーツアートの公募に

    • 川西市制70周年記念事業2024 「かわにしまるごと水族館」

      2024年は川西市の市制70周年で、その記念事業としてたくさんのイベントが行われた。水中写真家の鍵井靖章氏監修の「かわにしまるごと水族館」の一つとして8月10〜12日の3日間19時30分から21時までOデッキではプロジェクションマッピングが行われ大勢の人々で賑わいました。 2024年8月から川西能勢口駅周辺の施設や通路階段など壁、天井、床に熱帯魚や海獣、海の生物のシールや切り抜きパネルが貼られた。 川西阪急の催事場では8月1日〜13日(海の中の世界展)川西能勢口駅北側通路デ

      • 川西市市政70周年記念事業  多田神社拝殿で映像上映

        2024年は兵庫県川西市市政70周年であり1年を通じて様々な記念事業のセレモニーが行われることになった。 丁度一年前に多田神社境内をフルに使ったプロジェクションマッピングでは大変好評をいただいき続いて出来る有難い場所ではありましたが、今回は記念事業の一つとして「清和源氏発祥の地川西ー時代絵巻編」という既存のアニメーション映像を拝殿のみで上映ということでそのお手伝いをさせていただきました。 繰り返しの上映になるのでインターバル映像として5色布を拝殿に奉納したイメージで見て頂くこ

        • inspiration × inspiration AYUMI SHIMA 2023.12.16~28

          島あゆみさんのテキスタイルデザイン作品展は一昨年の2022年5月に大阪・天王寺区の銭屋本舗で開催され、銭屋別館では、布の作品にプロジェクターから映写される光と影の映像が、まるで森の中を散策しているかのような雰囲気を醸し出しました。展示は短い時間ながら多くの方々が訪れ、作品を楽しんでいただきました。 今回の展示はその第二弾になる京都版という位置付けで一茶亭ギャラリーの蔵の中で開催された。 一茶亭は古民家の蔵をギャラリーに活用し、1階には絵画の展示、2階にはテキスタイルと映像の

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        • Projection Mapping
          35本
        • DEEP DREAM
          10本

        記事

          鱗玉スプートニクVol.3 下町芸術祭2023ガパオハウス

          2023年11月3日から開催される神戸市の下町芸術祭に、鱗玉スプートニクが参加することになりました。イベントの存在を知ったのは、鱗玉スプートニクvol.2 が終わった後で、モリン児さんと相談した結果、応募を決定しました。作品の展示場所を見つけるために、芸術祭の作品展示場の下見会に参加し、書類審査を無事通過した後面談が行われ出展が決まりました。。 面談の結果、展示場所として「ガパオハウス」が選ばれ、鱗玉スプートニクの立体造形が要求される天井高の条件に合致していました。開催1ヶ

          鱗玉スプートニクVol.3 下町芸術祭2023ガパオハウス

          有機的空間芸術 MAYUMI KUWAYAMA Exhibition 2023.9.12-10.09

          3月に開催された川西市のアートイベント「With」で彫刻作品を展示されていたアーティストの桑山真弓さんから、彼女の個展に関する特別なコラボレーションの依頼をいただきました。桑山さんは、大阪の西区京町堀のa&wギャラリーで約1ヶ月間にわたり個展を開催されるとのことでした。 桑山さんが川西で野外展示していたのは雲のオブジェ作品でした。 個展では絵画、造形物、ランプシェードなどのプロダクト作品もあり、その一つ雲のオブジェ作品に特別なインスタレーションを施したいそうで、浮かんだ雲と

          有機的空間芸術 MAYUMI KUWAYAMA Exhibition 2023.9.12-10.09

          DARE Vol.2 “CRAZY”by the CASO Art Zone project

          2023年4月に初回が開催された「SUPER GUSSA PRESENTS EXHIBITION」の「DARE Vol.1 VOLTAGE」。 続く第二弾は大阪市港区天保山のギャラリーCASOで「DARE vol.2」として開催されました。 「DARE Vol.2」は、アートに拘りのないクレイジーな5人が集まり、アナログ家電やレトロな装飾品を再利用し、独自の趣向でアート作品にアップサイクルされ展示販売するイベントになりました。 (開催期間は2023年8月26日から9月3日の

          DARE Vol.2 “CRAZY”by the CASO Art Zone project

          鱗玉スプートニクVol.2 @wedge

          モリン児個展「鱗玉スプートニク」は5月に海月文庫さんで開催され、とても評判が良く期間延長や他の場所での開催希望の声も多くありました。 上映時間本編 6分20秒、インターバル映像約3分の10分足らずの内容でしたが、大半の方が4〜5回繰り返し見られる為、滞在時間も1時間近くに及ぶことが多く、海月文庫の玄関には列ができる日もありました。この反響により気を良くした制作者たちは次の展示を計画し、そして普段よりお世話になっている古民家ギャラリーの studio wedgeさんで開催される

          鱗玉スプートニクVol.2 @wedge

          モリン児個展 鱗玉スプートニク

          展覧会の名称が「鱗玉(ウロコダマ)スプートニク」と言い何ともシュールで想像を掻き立てられるタイトルです。 作家のモリン児さんは宝塚市在住の造形作家で芸術祭、アートイベント、自身の個展など最近超多忙で活躍されています。こちらも一度聞いたら忘れられない不思議感漂う名前です。 3月にありました川西市のアートイベント”With"にも参加されていたご近所作家仲間でもあります。 だいぶ前から個展があるので映像とコラボ作品にしたいとのお話を頂き想像を膨らませておりました。 モリン児さんの

          モリン児個展 鱗玉スプートニク

          Kawanishi Art Project -With- 2023

          Kawanishi Art Project -With- 2023 は兵庫県川西市のアートイベントで2023年の3月11日〜25日まで開催された。 会場は川西能勢口近くのキセラ広場と能勢電鉄の多田駅から歩いて15分の多田神社の2カ所に分けられた設定でキセラ広場は11名の彫刻などの造形物の展示。多田神社の方は水中写真家の鍵井靖章さん撮影の映像と写真をプロジェクションマッピング用に編集したものを上映し音楽家の安井麻人さんの音楽が鳴り響く幻想的な映像作品展示になった。 境内と庭計5

          Kawanishi Art Project -With- 2023

          Blue+ ×INGRID at Wedge2022

          昨年に続いてwedge(川西市)で水中写真家の鍵井靖章プロデュース写真展 "Blue+"が2022年12月13日〜18日まで開催された。 113名の写真が展示され、それぞれの写真にはイラストレーターINGRIDさん額縁のデザインが施されている。 前回2021年はwedge ギャラリー室内を相当暗く設えてもらい映像を流したが今回2022年の写真展では日が暮れてから中庭と玄関横の蔵の漆喰壁に写すことになった。 白い壁を利用してビルのコーナーによくあるデジタルサイネージのような見

          Blue+ ×INGRID at Wedge2022

          みてアート2022 大野川緑陰道路夜の部

          2022年11月5日〜6日 みてアートは大阪市西淀川区のJR御幣島駅界隈にアート作品を展示、歌島橋バスターミナル跡でのアートワークショップなどで開催されるアートイベントです。 その一環で大野川緑陰道路内に展示されたアーティスト村岡 亮さんの巨大オブジェ「ヴィマナ」へのプロジェクションマッピングが夜の部として上映された。 以前2020年みてアートの企画で歌島橋バスターミナル跡においてPALLALINK "kiokuScope" at NAT 河原さんの作品と一緒に入り口の古い

          みてアート2022 大野川緑陰道路夜の部

          浮世絵にインスパイアされた印象派の画家の絵にインスパイアされるDEEP DREAM GENERATORで新作#0009

          クロード・モネ(1840~1926年) ポール・セザンヌ(1839年〜 1906年) フィンセント・ファン・ゴッホ (1853~1890年) 19世紀中頃フランス美術界においてジャポニスムは画家を初めとした芸術家に多大な影響を与えた。 浮世絵に影響を受けた一人として、まずクロード・モネの名が挙げられます。30代の時には浮世絵の収集を始めており、生涯に集めた数は290点以上に及び、絵をただ集めるのみならず作品の構図の参考にもしていたことが伺われます。さらに1893年に自宅に日

          浮世絵にインスパイアされた印象派の画家の絵にインスパイアされるDEEP DREAM GENERATORで新作#0009

          ネイチャーサークル in 京都大原    「勝林院 宝泉院」 2022年3月26日27日山上で泳ぐ絢爛な魚の群れに阿弥陀如来が微笑んでいるように見えた。

          海祭り実行委員会が企画したこのイベントの主催者の一人、京都のダイビングスクール「Blue Peter」代表の田中嗣人さんからお声がけ頂き恐れ多くも京都大原のお寺でプロジェクションマッピングする機会をいただいた。 昨年の夏(2021)水中写真家の鍵井靖章さんの写真展「青い空」で映像展示のお手伝いをさせて頂いたが、今回のイベントも鍵井さんの写真パネル展示をメインにし、夜の部では勝林院本堂およびその周辺に鍵井さんの水中映像をふんだんに使ったプロジェクションマッピングで山の上に魚影

          ネイチャーサークル in 京都大原    「勝林院 宝泉院」 2022年3月26日27日山上で泳ぐ絢爛な魚の群れに阿弥陀如来が微笑んでいるように見えた。

          島あゆみEXHIBITION [inspiration × inspiration] 2022.5.5(thur)-8(sun)

          テキスタイルデザイナーの 島あゆみさんの作品展が2022年5月5日から4日間天王寺の銭屋本舗、銭屋ギャラリーで開かれました。 銭屋本舗さんの別館(南)でも、島あゆみさんのインスタレーションが展示される事になり私は映像のお手伝いをさせていただいた。 天井からぶら下がった10数枚の布の作品にプロジェクターから映写される光と影の映像がまるで森の中を散策しているように樹々に包まれた雰囲気になり想像以上の仕上がりに喜んでいただいた。 この時期は午後6時30分ごろからやっと上映できるほ

          島あゆみEXHIBITION [inspiration × inspiration] 2022.5.5(thur)-8(sun)

          “作業服のダイマツ” 店舗内にプロジェクションマッピングの実験展開(2021)

          作業服のダイマツさんは、おしゃれな作業服のセレクトショップとして既製のものの販売に留まらず、専用アイテム「INDUSTRIAL」サービスという独自のカスタムメイドでアーティストさんとのコラボ製品、機能を追加したプロダクト等、仕事が楽しくなるような製品を多数提案販売をされています。 摂津市にあるダイマツさんの店舗へロケハンに伺い、プロジェクターの設置候補場所、マッピングの商品を決め準備にかかった。 後日、商品の安全靴と溶接グローブを送っていただきそれにテストマッピングをした映

          “作業服のダイマツ” 店舗内にプロジェクションマッピングの実験展開(2021)